帰ってきた読書ブーム
以前、まとめて買っていた本を読みたいと思いつつ、映画を観たりゲームをしたりしてずっと手に取っていなかったのだけど、私の元に読書ブームがやっと戻ってきた。
読みたくてたまらないから買ったはずの伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」。さすが伊坂さん。今回も素晴らしかった。
これについては読後すぐに感想を書いたのだが、私の感想で伊坂作品の足を引っ張ってしまいそうな気がしたので、伊坂さんに申し訳なく、オモテに出すことは控えた。
その後、誉田哲也さんの「もう、聞こえない」という作品を読んだ。今回は誉田哲也さんの作品について書いてみようかと思う。いや、誉田さんの足なら引っぱってよいというわけではなく(;^ω^)
「もう、聞こえない」は姫川玲子シリーズなどに代表される誉田さんお得意の犯罪小説で、慣れたものだと気軽な感じで読み進めていたら、いつもと流れがかなり違って驚いた。いやいや、そう来た?誉田さん、やりますなー。
伊坂さんとはまた違った、現実にありそうで、ありえない世界の描写。ありえないと言い切るのはダメだな。あったらいいな、な世界。
「逆ソクラテス」も「もう、聞こえない」もあっという間に読み切ってしまった。こうなると通勤時間に読む本が手放せない。
少し前に思い出した伊坂さんの「ラッシュライフ」を読み返したくなり、本棚を探す。家が重みに耐えられなくなったら困るので、あちこちに分散させているが、この時探った本棚には目的の本はなかった。だがしかし、誉田哲也さんの姫川玲子シリーズが出てきた。
というわけで「ストロベリーナイト」をまた読むことにした。もう何度読んだことだろう。結末は知っているので、もう急ぐことはない。落ち着いて読むことができる。
せっかちなのか、初回は先が知りたくて知りたくて、後から読み直して理解しなおすことが度々ある。私のダメなところだ。
それでももう中盤を越えてしまった。
今回もまた、玲子さんご自身が被害を受けた過去の事件の話で、裁判に証人として出廷した玲子さんが、被告側の弁護人から恐ろしく最低な発言を受け、それに対して感情を爆発させるシーンで涙が出た。今日、朝っぱらから通勤電車の中で超感動😭
どこに感動するかって、傍聴席にいた警察関係者が全員、玲子さんの発言に対して敬礼するところだ。
それにしても、玲子さんを竹内結子さんがドラマや映画で演じておられたけど、本当にぴったりだったな。竹内さんの演じる玲子さんが大好きだったからもう観られないなんて残念でならない。ドラマの再放送もされないので、映画「インビジブルレイン」を観るしかないのだよな。あれもまた切ない話だからな(>_<)
でもやっぱ結子さんに会いたいな。近々観るとしようか。
#伊坂幸太郎
#竹内結子
#ストロベリーナイト
#もう、聞こえない
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