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第三回 数馬編③「深窓の姫君」
「お前たち、命拾いしたな。三の姫様に、感謝するんだな」
来る時に、中庭で見た女の子、お姫様だったんだな。
ニッコリされた。俺は、軽く会釈で返した。本当は流儀とかあるんだろうが。そんなの知らないからな。
「・・・桐藤、また、怖い顔して。女美架の悪口を言った子が、学校を退学になって、お家は断絶になったって、本当なの?桐藤が、お母様に言いつけたから、と、聞きました」
「誰が、そんな事を?僕たちは、姫様の学校の送り迎えをして、ご一緒にお勉強をしたり、市井に遊びに行く時のボディーガードをしているだけです。桐藤は、姫様を一番大切に思っているから、たまには、そのようなこともあるかもしれませんが」
「三の姫様、全て、姫様の御為なのですよ」
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