第六回 慈朗編② 天国と地獄① ~僕は『大人』になった
部屋に戻ると、やはり、三人の女の人が待っていた。
「多分、こちらで見る限り、合格だから、綺麗にしてやってね。髪も整えて、爪を切ってあげて、後、足元が、まだ汚れがね、それは、後程、手入れに行きますから。よろしくね。月」
「解りました。維羅先生、」
「維羅先生、・・・どうだったの?」
「どうもしないわ、お務めを、しっかりしてね」
維羅は、そういうと、その月という女の人に、耳打ちをしてから、僕に微笑んで、ドアを閉めた。もう、会えないのかな・・・。
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