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子どもとただ遊ぶだけの時間、どれだけ取れてますか 〜保育園児2人共働き世帯の一日を振り返る〜

タイトルのままですが、わが家の場合。日々それなりにへこたれつつもがんばっている気持ちになっているので、記録に残しておく。設定は、ともにリモートワークで少し残業があった感じの1日(平日)です。なお、妻側は1時間の時短勤務。子どもの機嫌は、これを見るとだいぶいい時ですね。


1日のスケジュール(あくまでイメージ)

実際のところどんな具合か、簡単に表にしてみた。なかなかこんな理想的には流れない、というか、これでもかなり理想的な方。通勤時間なしでこれなので、リモートワークがない状況はもはや想像できない。

1日のスケジュール例(ともにリモートワークで、比較的何かと捗っている前提)

もちろん子どもの機嫌や体調次第で全然こんな風にはならないし、役割が逆になることもあるし、どちらも残業がもっとあることもあるし、ない時もある。夜中に子どもが起きることだってあるし、書いてないけどオムツ替えやその他書いてない名もなき家事もたくさん。「自分のこと」に、自分の読書や勉強、運動やストレッチなどの時間を入れたいところだけど、そういうのはこの中から何かを削ることになる。基本的には睡眠時間が削られることになる。

国の平均と比べると

内閣府の男女共同参画白書(令和2年度版)を見ると、6歳未満の子供を持つ夫婦で妻は6時間10分、夫は80分前後が平均的な時間ということ。ただ、これは2016年のデータで、リモートワークの普及するコロナ以前だ。自分たちの周りの家族の話を聞いているともっと男性の育児参加が増えている&女性ももっと勤務時間が長いように思う。今データを取り直したら、もう少し改善されているのだろうか。

さらに,6歳未満の子供を持つ夫婦について,妻の就業状況(共働き世帯か否か)による相違を見てみる(I-特-2図(参考))。
妻の「家事・育児・介護時間」は,共働き世帯において平成18(2006)年当時の337分(5時間37分)から平成28(2016)年には370分(6時間10分)に,夫有業・妻無業世帯において同じく520分(8時間40分)から565分(9時間25分)にいずれも増加している。
夫の「家事・育児・介護時間」は,妻の就業状況により差が無く,平成18(2006)年当時の60分弱から微増し,平成28(2016)年には80分前後となっている。共働き世帯においても夫は妻の2割程度の低水準であるという状況は,期間を通じて変わらない。

内閣府の男女共同参画白書(令和2年度版)
夫婦の家事・育児・介護時間と仕事時間の推移 出典:内閣府の男女共同参画白書(令和2年度版)

子どもと向き合って遊ぶ時間を、きちんと取りたいと思った

日々のスケジュールを見えるように整理して思ったことは、子どもと向き合って遊ぶ時間をきちんと取りたいなということ。最初の表では1日1時間半もある(表の中で少し色の濃い部分)ことになっているけれど、実際そんなには取れていない日が多いと思う。

国の統計だと家事と育児はまとめて語られてしまっているけれど、こうした時間はただ短くなればいいというものでもなくて、特に育児というか、他のことをしないで、子どもとだけ向き合って話をしたり、遊んだりする時間は大事なものだろう。実際、シッターさんが来るときは自分とだけその時間遊んでくれるとわかっているので、子どももとても積極的だし嬉しそうだ。ママやパパだとつい家事など他のことをしてしまったりするので、気をひくような言葉や動作が増えていると感じる。

いつの間にか大きくなって親と遊んでくれなくなる前に、子どもとの時間をあらためて大事にしたい。

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