見出し画像

【子育て】子供の嘔吐は年中行事 #112

ようやく春めいてきたと思ったら、一気に暑くなりましたね。体がついていかない今日この頃です。

さて、タイトルにも書きましたが、子供を産んで以降、最低でも年に1~2回は嘔吐対応している我が家。実はこのGWも喘息が悪さをして風邪が悪化、痰が絡むせいで何回か嘔吐をしてしまった娘…。
もはや嘔吐に微塵も動揺しなくなった我が家の、嘔吐対処法について書いてみたいと思います。


■事前準備物


子供の嘔吐は大体夜中にやってきます。あれなんでなんだろう…急に吐かれると親も「うぉーい!」となりますよね。頭寝てるし。

その場で完璧な対応というのは難しいので、普段からある程度準備しておくことが大事になるかと思います。
最近では嘔吐セットということで発信されている方も多いですよね。
我が家が事前に準備している嘔吐対応セットについてご紹介したいと思います。

①マスク・手袋をセットにしてビニール袋に入れたものを1セットつくって寝室に置いておく
②ぱっととれる場所に古い寝具・タオル・古着を溜めておく
③ハイターとペットボトルを常備しておく

きちんとされている方はもっとちゃんとしているかと思いますが、雑な性格と必要性のバランスをとった結果、以上のようになりました。以下、これらの準備物を使った対応について説明します。


■吐いた後の対応

  1. 親はすぐに事前準備物①のマスクと手袋を装着。これが大事です。嘔吐が主症状のウイルスか、嘔吐がサブの症状のウイルスかで変わりますが、前者の場合、かなりの確率で親にも感染しますので、この初期対応でどれだけウイルスの拡散を防げるかが大事です。

  2. 大体布団の上でげーっとなることが多いので、なるべく被害が拡散しないよう、どれか一つ寝具を犠牲にする覚悟で子供を包み嘔吐が落ち着いた段階で移動させます。我が家は敷きパッドを敷いているので、大体パッドを犠牲にすることが多いです。

  3. 子供の服を全部脱がせ着替えさせ、事前準備物②の古い寝具に寝かせます。嘔吐は大体1回では終わらないため、2回目3回目の嘔吐分は洗濯等せず捨てるようにしています。1回目の嘔吐で大体親の方がへとへとになっているので、それ以上の対応を簡略化するためです。
    我が家は、吐いてもふき取りやすいリビングにお昼寝布団を敷き、その上にペットシーツ、古い寝具の順番で敷いて寝かせるようにしています。

  4. 吐しゃ物がかかった衣類や寝具は、捨ててもいいものは捨てて、捨てられないものはハイター漬けにするか、熱湯漬けにして感染対策を行います。1.で述べたように、ノロウイルス等嘔吐が主症状のウイルスは吐しゃ物等から感染しますので、私はなるべく捨ててしまうようにしています。

  5. 部屋の中で吐しゃ物が飛んだ部分は、次亜塩素酸で消毒します。ノロウイルス等嘔吐が主症状のウイルスはアルコール消毒では死なないため、必ず次亜塩素酸で消毒をします。事前準備物③をつかい、500㎖のペットボトルに水を一杯と、キャップ1杯分のハイターを入れて混ぜると次亜塩素酸水になりますので、これをぞうきん等にとって拭き上げます。少し時間を置いた後に、更に水拭きをして次亜塩素酸水を拭き取ります。

  6. 嘔吐後はすぐには水分をとらせず、30分ほど様子を見て、最初はスプーン一杯の水を5分毎、を目安に与えます。この辺りは年齢・体格によっても異なりますので、お医者さんがきちんと発信されているものをご参照ください。


以上が我が家の嘔吐対処法になります。
嘔吐時は嘔吐時間、本人の様子、体温等をメモしておき、翌日以降の受診時に先生に見せる用にしています。
また、大体飲み薬は吐いてしまうので、吐き気止めを処方してもらうようにしています。

最初の内は勝手が分からず大変でしたが、子供の嘔吐は年中行事とわりきり、「今年もこの季節がきたな」と対応するようになりました。親も鍛えられていきますね。

それではまた、ごきげんよう。


この記事が参加している募集

#この経験に学べ

53,067件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?