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カキカキ

久しぶりに文章を書いてみようという気持ちになったので書いていきます。文章を書くということで思い出すのは中学校の国語のテスト。テストの最後の大問でとある題に対しての自分の意見を書くという問題が出されていた。小論文的なものだがそこまで大層なものでは無い。「〇〇について賛成か反対かその理由とともに述べよ」といった感じで出題された。別に自分のホントの考えを書く必要も無いし、体験談も別に嘘でも先生は問い詰めたりしないと言っていたから書きやすいように自分の意見を改変しても問題なかったが、僕は自分の意見をどうしても伝えたくて毎回言葉にならない頭の中のふわふわを何とか文字に落とす作業をしなければならなかった。何となく言いたいことを脳内で文字にしたら即記入してしまうので書いているうちに自分の意見が変わったりまとまっていないことも多々あった。その問いについて考えてる間に新たな考えも浮かんできて手は動き続ける。当時はそれなりに考えを文字に起こす力があると思っていたが今考えるとそれはどこかで聞いたそれっぽい言葉を再び自分の解答用紙に落とし込んでいるだけな感じがする。まさに今である。一応言いたいこととして間違っては無いけど自分の言葉ではなく、自分の考えに近い他人の言葉を当てはめている感じだ。そのモヤモヤを解消するために語彙を増やしていけば良かったのかもしれないが、「それっぽい言葉」は使い込まれてしまったので中々自分から抜け出すことも出来なかった。
つい先日、小論文模試なるものがあってそこでもいいたいことが分からないような文を書いてしまった。
全く新しい文体を生み出すなんてことは出来なくて、色んな人の文体を意識的に真似したり、無意識的に影響を受けて自分の文体が出来上がるのかな。
以前noteを書いた時、全然自分の思い通り、というか他の人の惹き込まれる文のように書けないのですぐ辞めてしまったが、成長度が見えるといいなということで書いていきたい。「書く」という言葉だってほかの表現が沢山あるからそういったものを取り入れることが1歩だろうか。
英語は同じ表現を何度も使うのを嫌うらしい。日本語も同じだ。

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