ウッチャンナンチャン炎のチャレンジャー電撃イライラ棒をレビュー


30代の人ならみんな知ってる番組



 〇ゲーム情報

  • ゲームハード 64 (バーチャルコンソール、Switchは未配信)

  • 値段 5980円

  • ジャンル アクション(テレビ番組系ゲーム)

〇ゲームの流れ

昔、ウッチャンナンチャンがやってた、これをやったら100万円!とヒャックメン(剣道の達人)に勝つ、歌詞を見ないでカラオケを歌いきる、時間内に回転寿司を20枚食べ切る、など難易度の高い企画が色々あり、挑戦者は番組が募集をかけた一般人という番組で、達成すれば100万円が貰える。
イライラ棒も番組の中の企画の1つで、企画の中ではかなり人気があった。
細い棒を持ち、制限時間内に2本の導線で構成されたフレームやギミックに当たらないでゴールを目指すというもの。
ルールは至って単純だが、フレームが異様に狭い、障害物が複雑化して、制限時間もあるので、絶妙にイライラするのが流行り、お家でも番組さながらに出来るというのがこのゲーム。
この細い棒も色々タイプがある。厳しい条件を満たせば隠し棒も出るとか。

  • 練習用棒 2度まで失敗ができるが記録に残らない。失敗したギミック入口付近に戻される。性能は標準と同じ。

  • 標準棒 番組と同じ標準棒。スピードも細かい調整も普通の棒

  • スピード棒 番組には無い、スピード重視の金色棒。細かい調整が苦手なため上級者向け

  • 安全棒 番組にはない、細かい調整が得意だが、スピードは出にくい初心者向け棒。当たり判定が狭くなることが無いことや細かい調整やスピードが出にくいことから制限時間切れに注意。

あとこのゲーム、2人でイライラ棒ができるVSモードもある。

〇個人的評価

評価はS(最高)→A→B→C→D→E(最低)

  • ストーリーはなし

  • グラフィック(当時基準) A

  • 難易度、ゲームバランス E

  • 操作性E

  • 世界観 A

  • BGM C

  • ゲームの面白さ D

  • やり込み要素 E

  • 総合評価 D

  • 適正価格 200円(操作性の悪さと鬼畜難易度で限りなくクソゲーに近い)

〇良い点

  • ナレーターも番組と同じ方を使っているし、背景も黒く、番組再現度は高い

  • 棒も色々種類があって、どの棒でやるかと選択出来る

  • グラフィックも綺麗で番組再現ができている

  • SEなども番組と同じ

  • どれだけ早くクリア出来たかで記録に残り、ブロンズ、シルバー、ゴールドと変わる

  • 電動トラップの再現度が高い

  • 番組のテロップも世界観も再現度も高い

  • 他の64ソフトより安い

×悪い点

  • 子供がやると想定されてるのか、発売当初、とある条件を満たして写真を撮って、送付すると抽選で100人に玩具券が貰えるというキャンペーンがされており、その影響なのか、制限時間、当たり判定などきつく、ゲームの難易度が異様に高い。玩具券が商品なので、大半は子供がやるというのだから緩和しなかったのかと思える。親にやって貰った人も多いはず。

  • 番組再現度は高いが、集中するゲームなのにイライラ棒シーンのBGMがなかなか気が散る。結局BGMを切る事になる。BGMは番組にないので違和感満載。BGMはコース選択と棒選択のときだけでいい。

  • 細かいところもあり、制御したい所もあるのに加速という無駄なボタンがある。使っても上級者だろう。

  • 3Dスティックの操作性も良いとは言えず、細かい所になると行き過ぎてしまうことはよくある

  • ウッチャンナンチャンと謳っているが、ギミックに入ると、ナレーターがウッチャン太陽、ナンチャンムーンサルトなど言うだけで当人たちは一切出ないのが結構寂しい。(なので、登場人物はナレーター以外存在しないため、書いてない)

  • 超鬼畜難易度なので、苦労の末にラストまで行くも、エンディングは存在せず、タイトル画面に戻されて苦労が報われない

〇総評

テレビ番組系や芸能人プロデュース系は本当にまともなゲームがないレベルでクソゲーの宝庫。キャラゲー以上の驚異のクソゲー率。神ゲーが異様に少ないのも特徴。
ガキ使もイモトの珍獣ハンター、はねるのトびら(Wii)と配信で見たが、このゲーム以上のクソさで番組再現も殆どできていないという極めつけもある。
あと芸能人関係のゲームも伝説のたけ挑を初め、ゲームセンターcx三丁目の有野とテレビや芸能人関係のゲームはクソゲーには枚挙に暇がないレベルである。
私も当時、番組は毎週観た上でのプレイで、このゲームは番組再現の高さとゲームとしてギリ成り立ってるので、イモトやガキ使、はねるのトびらよりはマシだが、限りなく、クソゲーに近い評価。
クソゲー最後の砦、演出面は問題ないものの、難易度が異常なことや操作性の悪さもこれに拍車をかけている。
イライラ棒って見てる分には楽しいが、やるとなると相当集中力を求められ、獲得したあとでももう1回やりたいとは思えないものである。
それをゲームにして家で楽しもうと言うのは、結構無理がある。
番組に憧れを持つ子供か、番組に募集したい人以外は観てるだけで充分、やりたくないコンセプトである。

〇次回予告

真・三国無双2をレビューしていこうと思う。初代は人がプレイしてるのは観たが、実際プレイはしてないのでレビュー出来ないのでごめんなさい。

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