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がんばれゴエモンでろでろ道中をレビュー


史上最強のクソゲー、綾繁一家と同時発売だった

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これとほぼ同時発売のゲーム。

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こちらは前作。


○ゲーム情報

  • ゲームハード 64。(バーチャルコンソール、Switch版は未配信)

  • 値段 7800円

  • ジャンル アクション

○ゲームの登場人物

ネオ桃山、綾繁にも登場

  • ゴエモン 本作の主人公。綾繁一家と同じく、ドラえもんの野比のび助が声優を務めている。武器はキセルでネオ桃山とあまり変わっていない。物知り爺さんから屋敷に呼ばれて、やってくるが・・・

  • エビス丸 ゴエモンと同居する太った男。ゴエモンと一緒に物知り爺さんから屋敷に呼ばれてやってくる。今作は武器はしゃもじでオナラだったり、コエカタマリンなメガホン、手裏剣とネオ桃山に比べると多彩に武器を持っている。エンディングでゴエモンでさえ知らない裏話がある。

  • サスケ 最初のエリアの茶店で合流するロボット忍者。武器はクナイや爆弾を使う。冒険の途中で今作は2人プレイができる都合上、サスケも水の中を泳ぐことが出来る装備をヤエから貰うことになる。

  • ヤエ 冒険の途中の茶店で合流するくノ一。冒険メンバーでは紅一点。相変わらず、剣とバズーカ。人魚変化を持っているので、水の中を泳げる。

  • 物知り爺さん サスケやインパクトを作るなどゴエモンたちを手助けする老人。今回の元凶。死者を甦らせることが出来る、マシーンを開発してしまった。

  • おみつ 本作の非戦闘員のヒロイン。最初にビスマルにさらわれるが、早いうちに救出され、戻ってくる。今作は本人は影が薄いが、彼女のインパクトが出来ている。

  • ゴエモンインパクト 物知り爺さんが作った巨大メカ。敵に洗脳され、大江戸城で暴れていたが、ゴエモン達に救われる。もちろん巨大ボス戦で大活躍する。

  • 殿様とゆき姫 綾繁一家には登場しなかった、大江戸城の主。毎度、ゴエモン達の惨事に巻き込まれて、酷い目に遭ってるが、おおらかでそんなに気にしてはいない模様

  • プラズマおやじ 殿様とゆき姫と同様に綾繁一家には登場しなかった。今作は入手していない手形の入手場所や方法のヒントを教えてくれる。宿屋で無料で泊まれる部屋に泊まると何故か寝ている。

今作のゲストキャラクター

  • ミスインパクト 物知り爺さんがおみつをモデルに作ったと言われる、女性型巨大メカ。おみつは絶対認めたくないようだが、綾繁一家のヤバいインパクトよりキャラデザはマシな気がする。2人プレイができる都合上、インパクトも2人というので作られた。非操作時は敵の近くにいて、一人の時はAIが操作していて、2人プレイの時は2人目が彼女を操作する。膝の部分がハートになっていたり、百裂パンチが百裂ビンタ(敵に与えるダメージは同じ)になっていたり、多少の差がある。インパクト戦ではそれぞれ独立したHPであり、操作してる1人が倒れると敗北となるので注意が必要(2回まで再戦可能)。回避ができない危険な攻撃の時はバトンタッチして、逃げられる。

  • スザク 妖怪が住む世界出身の猫耳娘。故郷をドウチュウ鬼に滅ぼされたことでゴエモンたちと利害関係が一致し、旅の行く先々で助言をしてくれる。ムービーのみの登場で戦うことは無い。

  • シスタービスマル エビス丸によく似たオネエ口調の男。エビス丸より声が高いが、声優は同じ。物知り爺さんが作った死者を蘇生させるマシーンを奪い、ドウチュウ鬼を復活させてしまう。何より男が好きで、ドウチュウ鬼に惚れており、迷惑がられている。

  •  カブキ64 私はプレイしていないのだが、SFCの過去作でゴエモンと何度も戦い、その度に改造を施された戦士。過去の戦いで絶命したとされているが復活の経緯は謎。終盤で戦うことになるが、改造されたとはいえ、実力は本物。

  • ドウチュウ鬼 300年前に妖怪との戦争に敗れ、封印された鬼。しかし、ビスマルが物知り爺さんが開発した死者を蘇生させるマシーンで蘇る。容姿端麗なことから、ビスマルに好かれるが、本人は非常に迷惑がっている。最後のは紫色の牛のような獣となる。

  •  オビス丸 エビス丸によく似てるが、目つきが悪い悪人ヅラ、赤いほっかむりと忍者服にエビス丸で話しかけるとかけっこ勝負を挑んでくる。ストーリーの根幹には関係しない。

○ゲームの流れ

グラフィックはネオ桃山のような3Dだが、横スクロールアクションになっており、NEWスーパーマリオブラザーズのような形式となっている。
操作感もネオ桃山や綾繁一家と違い、サブウェポンはRやZ、↓+Aなま他のボタンに割り振られている。
道中ステージで水中以外なら2人プレイ時はおんぶが出来る。武器は固定になるが、おんぶする側が移動、される側が攻撃と分担することが出来る。
今作は武器レベルはストーリーを進めて上がるのではなく、銀のまねきねこで簡単に上がるが、ダメージを受けると下がる。
昼夜システムがあるが、ポケモン金・銀と違い、リアルタイムではなく、ゲームの仮想時間で、時間限定で起こるイベントがあったり、昼は敵が少ないので、慣れないうちは昼間に行動しよう。夜は敵が強く、多いのでオススメしない。その代わり敵が落とすお金などは増える。
キャラクター交代は桃山と違い、その場ではなく、後述の茶店で交代する。
ステージの流れは
道中ステージ→街ステージ→道中ステージ2つ→関所→城ステージ→ボス戦→ボス戦2か、インパクト戦
がステージの流れで、ボス戦2か、インパクト戦をクリアすれば、次のステージになる

道中ステージ

NEWスーパーマリオブラザーズのような3D横スクロールアクション。途中で2Pも参加出来る。
浮いている赤茶色の機械的な足場がある(水中の前には必ずある)異次元茶屋で他のキャラクターに交代できる。水中ならゴエモンやエビス丸ではなく、サスケ、ヤエに交代しないと先に進めない。
マリオのように敵を倒したり、ギミックをクリアして、先に進んでいく。クリアするとたぬきが出てきて、壊すと小判が出てきて、初回クリアなら手形が出てくる。
クリアしても入れて、ミッションで入る必要があるステージも多い。

街ステージ

買い物や宿屋があり、茶店でキャラクター変更ができたり、イベントが起こることもある

  • 萬屋 お握り、大入り袋、鎧などが売られていて、各種1種類しか買えない

  •  宿屋 セーブができたり、松竹梅の部屋があり、梅は無料で昼夜逆転だけで体力が回復しない。

  • 食堂 3段階あり、値段で回復量が異なる。1番高いのを食べると残機が1つ増える

  • 占い屋 ネオ桃山のように一見怪しさしかないが、手形の位置情報を聞ける

  • 民家や番所 普通の一般人が住んでる。ゲームに有益な情報を教えてくれる人もいるが、どうでもいいことを言う人もいる。中にはミッション(強制では無い)を依頼してくるので、訪問して損は無い

  • 茶店 他のキャラクターに交代できる。水中ステージがあるマップなら利用したいところ。

民家以外にも街の人にミッション(強制では無い)を依頼されたりすることもある。オビス丸のように特定のキャラクターじゃないと発生しないミッションもある。ミッションをクリアすると報酬に手形が1枚貰える

 関所

城の前にある関所。敵やギミックはないが、関所番がいて、必要枚数がないと城に入れない。

城ステージ

 道中ステージに比べると敵もギミックも多い。時間に左右されない特徴を持っている。最深部ではボスが待ち構えている。1度クリアすると戻れない

ボスステージ1、2

 ゴエモン達で横スクロールで戦う。マリオのボス戦のように固定スクロールで戦う箇所もある。相手のHPを空にしたら勝ちでステージによってまちまちだが、2回戦目かインパクトに進む。最終面だけ異なる

インパクトステージ

2体のインパクトに乗って戦う巨大メカステージ。前述の通り、2人の時はフィールド側と操作側で分かれる。1人の時はフィールド側をAIが操作する。前作のようにCスティックを使いながらコマンド操作をして敵のHPを削っていく。前作と違い、前哨戦は廃止され、HPは500、金は573(製作元のコナミの語呂合わせだと思われる)で固定。HPや金を稼ぐことが出来なくなった。操作してる側のHPが0になると強制的に敗北。インパクト残機数は2回まで敗北しても再戦できるし、その代わりネオ桃山と違って、ゴエモン達の残機数には影響しない。インパクトで3回負けるとゲームオーバー。今作の敵は無敵状態かつ、必ず負け確技があったり、無敵状態になり、回避不可な必殺技があるので、出されたらバトンタッチで敵の攻撃がキャンセルできるので、バトンタッチをしよう

○個人的評価

評価は
S(最高)→A→B→C→D→E(最低)
になる

  • ストーリー B

  • グラフィック(当時基準)A

  • ゲームバランスや難易度 E

  • 操作性 D

  • 世界観 A

  • BGM A

  • ゲームの面白さ C

  • やり込み要素 C

  • 総合評価 C

  • 適正価格 1500円(クソゲーという訳では無いがかなり極悪難易度のゲーム)

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