天才だと思って育てる(3y7m/2m)

ずーくん 3歳7ヶ月
りーくん 2ヶ月になりました。

我が家は今日も賑やかです。

ずーくんの会話はまたさらにパワーアップして
今日は帰りに
「ずーくんが、保育園に行ってる間、ママは何をしてたんだって?」
と聞かれました。

なかなか複雑な文法を使うようになりました。

この語尾の
「〜だって?」
は3歳7ヶ月になってからのブームです。

これまではしきりに
「これはなに?」

と質問してきたずーくんですが、少しパワーアップして「〜だって?」を使うようになったという感じです。

例えば私が夫と「面白いねー!」と話していると「何が面白いんだって?」と聞いてきて見たり。

夫婦の会話に積極的に参加してくるようになりました。

こんな会話もありました。

私「ずーくん、コソコソ話しよ。」
ずーくん「なに?iPad貸したいの?」
私「違うよ、お菓子の話」
ずーくん「iPad貸してよ。」

思わず笑ってしまったやりとりです。

また、トイトレもグンと進んでうんちもトイレでできるようになりました。
うんちしたい時は言葉ではなく、目で訴えてきます。そのうち言葉で伝えられるといいのですが。

言語聴覚士さんの定期検診

ずーくんは口唇口蓋裂を持って生まれました。
手術は終わって、今は問題なく過ごしているのですが、定期的に(半年に1回ほど)、言語聴覚士さんに発音のチェックを行なっていただいています。
また、前回の検診の際には保育園で指摘のあった発達についても見ていただいたので今回も同じようにそちらについてもお話がありました。

今回の検診は、いつも診ていただいている方がご家族にコロナ感染者が出てしまったため出勤できず、代理で別の方に診ていただくことになっていました。
いつものように絵を見てなにかを答えるテストや、言語聴覚士さんの言っていることを繰り返すテスト、色を答えたり、長い短い低い高いを当てるテストなどを行いました。発音については全く問題はありませんでした。
そして問題の発達についてですが
いわゆる世間で言われている「発達障害」かどうかと言われるとぽいなと思うということでした。それはテスト中目が合わないとかテストを通したやりとりからだということです。
しかし今回言われたことはマイナスなことばかりではなく、ずーくんがかなり賢い子であること、心配しなくて大丈夫ということを仰っていただけました。
以下、お話の内容を箇条書きでまとめます。

・その場の空気を読んで行動するのが苦手だが、理屈でカバーできる。賢い子。お勉強はできると思う。天才肌。
・少数派の発達の子。
・うまく成長すれば、少し変わってるけどこの分野任せるとすごいよね、または少し話噛み合わないけど面白いよね、みたいな人になるかも。
・いい部分だけを育ててあげればよい。集団でいると変なことをしてしまうかもしれないが気にしないでよい。
・周りのやっていることを理解して馴染もうとするが、周りの子が周りを見て自然に遊び方が変わったりするため、そういう節目のときに変な行動が目立ちやすい。
・小学生になった時に、相性の悪い先生(理解のない先生)にあたってしまったときが一番心配。
・図書館通いをしてたくさん本を読めば、気持ちや状況の知識が増えて色々対応できるようになるかも。周りを見て学ぶより、読んで学ぶ方が得意。

とくに節目の時に変な行動が目立ちやすいということに関しては、なるほど、だから1歳児クラスから2歳児クラスに上がる時や2歳児クラスから3歳児クラスに上がる時に担任の先生から呼び出しがあったのかと納得してしまいました。

天才だと思って育てればいい。

そう言われたずーくん。
たしかに1歳過ぎにはひらがなも数字も見分けがついて、言われた通りの文字が書かれた積み木を持ってくる子でした。干支の絵が書いてあるブロックも3日で全部の動物を覚えました。図鑑が大好きで載っている場所まで覚えていました。あれはやはり普通ではなかったのでしょう。

2ヶ月時点でのりーくんとの違い


りーくんが2ヶ月になって、ずーくんとの明確な違いがありました。
とにかくよく笑うりーくん。微笑んで見ていると微笑み返してきたりします。
3ヶ月くらいのときはずーくんも私の顔をみて笑っていたような気はしますが、こんなに笑っていたかというとちょっと覚えていません。
それより私が驚いているのは以下2点の違いです。

・ウーというとウーという、会話のようなレスポンスがある(一緒にお話ししているような感覚がある)
・お兄ちゃんが泣いていたらつられて泣いた。(1回だけですが)

2ヶ月からこんなにちゃんとレスポンスや周囲の真似をするような動作があるものなのだなと驚きました。
ずーくんもウーのような喃語は出ていたのですが、ひたすら熊の人形にウーと言い続けていたのを覚えています。
私がウーと言っても何も返ってきませんでした。
ネット上には「発達障害の特徴」とまとめられているものが多くあります。確かに、逆さバイバイなどずーくんにも現れた特徴もありますが、こだわりも癇癪もクレーン現象もありません。
そんなことより接している中での違和感が一番の特徴かもしれません。
一緒にいるのに一緒にいるような感じがしない、赤ちゃんずーくんへの違和感はずっとこれでした。そしてやっぱりそのときのまま大きくなりました。

今月のまとめ

「発達障害」と言われると「うちの子になんてことを!!」「治さなきゃ!!」と思ったりしますが「天才です」と言われると嬉しくなる、不思議なものですね。
公園に連れて行き、保育園で同じクラスの子と遊んでいても一人奇怪な行動をとることのあるずーくん。例えばみんながブランコに駆けていく中、一人反対方向に四つん這いで駆けてみたり…。他の子のママたちの手前気まずい思いをすることもありますし、ずーくん本人も一緒に遊びたいのに何故だろうと不思議そうにしているように見えることもあります。
このような行動に対して「気にしなくていい」と言っていただけたことが何より嬉しかったです。ずーくんに自然に思い付いた気持ちを大切にしたい、そう思っていた私にとって、ずーくん自身の本質を矯正しなくてはいけないのかもしれないと思いながら育児をすることがなにより辛かったからです。
ずーくんはずーくんらしく生きていける、ずーくんらしく生きていけるようにサポートしていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?