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1.「幸せ感性力」と僕の「幸福度」

「“幸せ感性力”の磨き方」を読んでいただき有難うございます。
モチベーションファームの藤井です。
この情報が、あなたの幸せな人生に貢献できたら嬉しいです。

まずは「幸せ感性力」とは何か?からお話しします。
僕はこれまでの人生経験から「幸せな状態」「幸福感」は客観的事実よりも主観的認識に大きく左右される事を知りました。

同時に、研修講師(ファシリテーター)として長く“「自分が源泉」研修”に関わってきて、参加者の皆さんが「捉え方」を変えることで、たくさんの幸せな出来事を起こしてきたことを目の当たりにしてきました。

そのような体験から、どのようなものごとの「捉え方」や「行動」が幸せや幸福を創ってゆくのかを実感してきました。僕の研修プログラムは、そのような知見から創られています。

そして「ポジティブ心理学」や「ワークエンゲイジメント」という分野を探究していく中で、慶応大学の前野隆司教授の「幸福学」に出会いました。
「幸福学」では、幸せを構成する因子を統計的に発見しました。
その理論は、これまで僕が体験的に理解してきたことをうまく言い表してくれていましたので、僕の体験的理解を言語化して説明しやすくなりました。

また自分の「捉え方」や「行動」は自分が創ることができます。
つまり幸せの因子になっているものごとの「捉え方」や「行動」をトレーニングして強化したらよいと言うことになります。
その結果として、幸せを感じ取る能力が高まります。
この「幸せを感じ取る能力」を「幸せ感性力」としました。

以下に、僕のこれまでの人生を4つに分けて、その地点での僕の「幸福度」を示します。
「幸福度」を表す指標は、エド・ディーナーらが開発した「人生満足尺度」(35点満点)と前野教授の開発した「幸福度測定のための質問」による4因子の得点(各28点満点)です。
表記は左から「人生満足尺度」「やってみよう!因子」「ありがとう!因子」「どうにかなる!因子」「ありのままに!因子」です。
点数は高いほど良いと判断できます。
区分は①15歳頃の自分 ②30歳頃の自分 ③45歳頃の自分 ④60歳(現在)の自分 です。
①~③に関しては、その時の精神状態をイメージによって再現し診断してみました。

①15歳頃の僕  5・16・14・11・ 9
②30歳頃の僕  8・12・13・10・10
③45歳頃の僕 20・22・16・18・17
④現在(60歳)29・24・26・24・25

歳を経るごとに幸福度が上がっていることが分かります。
補足すると客観的事実としては、④の現在の収入は③の頃の5分の1程度で、②の頃よりも少ないくらいです。
また40歳の時に妻を病気で亡くし、50歳の時に大きな挫折を味わっています。
僕の幸福度が上がってきたのは客観的な事実と言うよりは、主観的な部分、ものごとの「捉え方」とか「行動」の背景にある「在り方」が影響しているようです。
そのプロセスの詳細と「幸せ感性力」の強化について、次回からお伝えします。

※2回目~6回目は僕の「幸福度」の内容を半生を振り返りながら検証しています。
僕個人の歴史にご興味の無い方は7回目まで飛ばしてください。

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