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11.笑顔・貢献・瞑想

こんにちは。モチベーションファーム/「幸せ感性力」コーチの藤井です。

「“幸せ感性力”の磨き方」の第11回目は「幸せ感性力」を育むために意識していることをお伝えして、最終回とさせていただきます。

1.笑顔
「笑顔」は良好なコミュニケーションにおいてはとても大切な要素です。そして良好なコミュニケーションは良好な人間関係を創ります。良好な人間関係は「幸せ」に大きく貢献します。
心理学理論の「交流分析」に「ストローク」という概念があります。
「人間はストロークを求めて生きる存在」であり、「ストロークなしでは生きられない」と言います。
そして「笑顔」も「ストローク」の一つです。「笑顔」でいると言うことは、周りの人に「ストローク」を与えているということです。
また「笑顔」によって自分自身も影響を受けます。
顔の筋肉と脳内の感情中枢はつながっているので、笑顔になると脳内の幸せ中枢が刺激されて、幸せホルモンと言われる「エンドルフィン」が分泌されます。これは作り笑顔でも分泌されます。
意識的に「笑顔」でいることはとても大切だと考えています。もちろん「笑う」も「幸せ感性力」のためには大切で効果的と考えます。

2.貢献
日々の生活の中で「~のために」からの思考・行動を心がけています。
誰かのために何かすることで自分自身が心地よい思いしたという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
私たち人間は社会的な存在なので、「利他的な行動」によって快感が得られるような脳の構造になっているようです。実際に「利他的な行動」によって、報酬系の脳内回路である「線条体」が活発になるそうです。

3.瞑想
日課として、毎日座禅を組んでいます。目安の時間はお線香一本分、約20分です。もちろん5分位の時間でも効果はあるようです。瞑想はネガティブ感情の程度を低くすると言います。
ここでは実施する際のポイントをいくつかお伝えします。
座禅では、目は閉じません。いわゆる半眼といわれる状態です。仏像を見ると目が半分閉じていますが、あの状態です。目を閉じるとアルファ波が出るのですが、それは眠りに近づいていく「遅いアルファ波」だと言います。効果的なのは「速いアルファ波」と言われるものです。
それは半眼と呼吸法によって得られます。
呼吸は鼻から吸って、鼻から吐き出します。腹式呼吸で、できるだけゆっくり行います。吸うのが1だとすると吐くのは3くらいのイメージでしょうか。僕は一回の呼吸は25秒~30秒くらいです。
吸う時は交感神経優位で、吐くときは副交感神経が優位だと言います。また腹式呼吸によってセロトニンの分泌が活発になります。
これらのことが、心が落ち着きストレスが無くなるという効果を生み出します。
僕はまだまだ修行中で、座禅中もいろんなことが意識に上がってきます。よく「無」になるなどと言いますが、生きている限りそれは無理と割り切っています。
大事なのは、その意識(自己内会話)に「気づく」ことと「完了」することです。「完了」とは、ものごとに囚われていない状態のことを言います。僕は座禅を「完了」のトレーニングとしても位置づけています。


11回にわたってお伝えしてきた「“幸せ感性力”の磨き方」ですが、今回が最終回となります。
長い間、お読みいただき有難うございました。
内容に関しまして、質問等ございましたら遠慮なくご質問ください。
(hiroyuki_fujii@marble.ocn.ne.jp)
読者のみなさんのお幸せを心からお祈りします。
お互い、素晴らしい人生を創造していきましょう。

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