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失敗や不安な感情は切り替えよう!

人間は完璧ではない(だからこそ人間として完全とも言えます)から、誰にでも失敗はあります。
そして人間であるなら、どんな人でも不安を感じることはあります。
大事なのは、失敗や不安に囚われないこと。

失敗は過去の事。
過去は変えることはできない。
変えられるのは未来。
これからどうするのかが大切。

不安は未来の事。
未来は来てみないと分からない。
来るかどうか分からないものに不安を感じても効果的でない。
今、何ができるかが大切。

なのに私たち人間は、過去の失敗や未来の不安に囚われて、本来持っている能力や可能性をディスカウントし「今・ここ」のパフォーマンスを下げていることがあります。

私たち人間は、反応をします。
“失敗”による反応としては「評価が下がるんじゃないか」「信頼が失われる」といった思考(自己内会話)や、恐れや羞恥といった感情、筋肉のこわばりといった身体的変化と考えられます。
不安は、まさに感情分野での反応です。
反応に囚われていると、無意識に反応的な行動をとってしまい、効果的、合理的とは言い難い行動をとってしまうことがあります。
結果として「今・ここ」のパフォーマンスが低くなります。

そこで反応に囚われている時におすすめしたいのは「完了する」ということです。
その第一段階は、その反応に「気づく」ということ。
そして気づいたら、その「反応はある」と認め、その「反応はあっていい」と許可を下ろすことです。このプロセスを「完了」と言います。

「完了」の状態は、「反応」に囚われていない状態ですから、心に余裕が生まれ、その場において最適な行動を選択する可能性が高くなります。
つまり最大のパフォーマンスを創る可能性が高くなると言うことです。

「楽観的」で「前向き」な人は「完了」することが上手な人だと考えられます。過去や未来に囚われないのでしょう。
そして「楽観的」で「前向き」な人は、そうでない人よりも「幸せ」を感じやすい人のようです。

失敗をしたり、不安を感じて「反応」していることに気づいたら、切り替えることをトレーニングしてみてください。
その際、「完了」のプロセスが役に立つでしょう。

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