SEPTEMBER_まつけい2233

茶道 玉川遠州流歴31年 最近、師匠と共に忘れやすいので、師匠の一期一会をnoteに記録として残すことにしました。 点前の細かいことを"お茶を点てる目線"で、変体仮名で記された伝書を何とか解読しながら記していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

SEPTEMBER_まつけい2233

茶道 玉川遠州流歴31年 最近、師匠と共に忘れやすいので、師匠の一期一会をnoteに記録として残すことにしました。 点前の細かいことを"お茶を点てる目線"で、変体仮名で記された伝書を何とか解読しながら記していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

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    軽いタッチでお茶会に参加して欲しいのですが、何が行われているか?を知らないのと知ってるのとでは、楽しみ方も変わってきますので、ここで少し知ってもらいたいなと思って書いてみました。

最近の記事

#つくってみた 茶道(玉川遠州流)~炉大板六段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

⭐飾り方 ・大板の真ん中に【水差し】 ・水差しの左斜め前に【茶碗】 《要点》 =なつめの仮置き= ・客側である右側に、畳みの目、三目分のところになつめを仮置きします。 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます。】と発して一礼します。 ⭐なつめを運ぶ ・ #炉大板五段_玉川遠州流 と⭐なつめを運ぶ から点前が同じですので、参照してください。 ・ #炉大板一段_玉川遠州流 と仮置きが【茶碗】から【なつめ】に変わっただけで、点前が同じですので、全体的な動かし

    • #つくってみた 茶道(玉川遠州流)~炉大板五段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

      ⭐飾り方 ・大板の真ん中に【水差し】 ・水差しの前に【茶碗】 《要点》 ・なつめの仮置き…なつめを客側である右側の畳三目分、離れた所に仮置きする。 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます】と発して、一礼します。 ⭐なつめを運ぶ ・なつめを[左手]のひらに乗せて。"右手"で茶碗を持つ時のように、[左手]のひらに乗ったなつめを"右手"支えます。 ・L字のは入り口の時は、左足(青 )から、I字のは入り口の時は、右足(赤)から歩き、【大板側】に向かいます。

      • #つくってみた 茶道(玉川遠州流)~炉大板三段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

        ⭐飾り方 ・大板の真ん中に【水差し】、水差しの上に【柄杓】 ・水差しの前に【蓋置き】 《要点》 =蓋置きの種類= ・蓋置きを飾る時、戴いた蓋置きや、変わった蓋置き、瀬戸物の蓋置きを飾る趣向も面白いと思います。 =両器の点前= ・[左手]に茶碗、"右手"になつめを同時に持ち、所定の場所に置きます。(二段、三段、七段) ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます】と発して、一礼します。 ⭐茶碗となつめを運ぶ ・茶碗を[左手]に、なつめを"右手"に持ち、L字の入

        • #つくってみた 茶道(玉川遠州流)~炉大板二段~伝書【上】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・大板の真ん中に【水差し】 ・水差しの前に両器(【茶碗】と【なつめ】) 《要点》 =柄杓の仮置き= ・右側の畳3目分で、大板より少し下がった位置に、柄杓を縦に仮置きにします。 =両器の点前= 【両器を動かす】 ・[左手]に茶碗、"右手"になつめを同時に持ち、所定の場所に置きます。(二段、三段、七段) ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます。】と発して一礼します。 ⭐建水と柄杓と蓋置きを運ぶ ・[左手]に建水を持ちます。 ・"右手"に柄杓と

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          5本

        記事

          #つくってみた 茶道(玉川遠州流)~炉大板一段~伝書【中】記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・大板の真ん中に【水差し】 ・水差しの左前隅に【なつめ】 《要点》 ・壁際の【左側】に茶碗の借り置きをします。(一段、四段) ・畳3目分を空けた【右側】になつめの仮置きをします。(五段、六段) ・柄杓を捌くのが先(三段) ・茶碗を動かすのが先(一段、二段、四段、五段、六段) ・大板の上に"水差し"が置いてある場合、茶巾の置き場所は、【水差しの蓋の手前側】 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます。】と 発して、一礼をします。 ⭐茶碗を運ぶ ・

          #つくってみた 茶道(玉川遠州流)~炉大板一段~伝書【中】記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~炉長板七段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・長板の右半分に【水差し】 ・長板を二等分した真ん中に【柄杓立て】と【柄杓】そのかなり手前側に【蓋置き】 ・長板の左半分の左側、右側に置いてある水差しと同じ位置に【茶碗】と【なつめ】 《要点》 ・柄杓立てについては、 #炉長板五段 に記載されてあります。 ・ #炉長板五段 の飾り方に【蓋置き】をプラスした飾り方になっております。 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます。】と発して、一礼をします。 ⭐建水を運ぶ ・左手に建水を持ち、L字の入り口

          茶道(玉川遠州流)~炉長板七段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~炉長板六段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・長板の右半分に【水差し】 ・長板の左半分の真ん中奥に【柄杓立て】と【柄杓】 ・長板の左半分の手前側に【茶碗】と【なつめ】を飾ります。 《要点》 =五段からの両器を動かす点前= 【両器(茶碗となつめ)の移動】 ・[左手]に茶碗、"右手"になつめを同時に持ち、畳の上の所定の位置に置きます。 (五段、六段) ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます】と発して、一礼します。 ⭐建水と蓋置きを運ぶ ・"右手"のひらに蓋置きを持ちます。 ・一歩進んだら

          茶道(玉川遠州流)~炉長板六段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~炉長板五段~伝書【中】記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・長板右半分に【水差し】 ・長板真ん中の奥に【柄杓立て】と【柄杓】、柄杓立てのかなり手前に【蓋置き】、柄杓立ての左手前で、右側の水差しと同じくらいの位置に【茶碗】を飾ります。 《要点》 =一段~四段と五段の               柄杓立ての置場所の違い= ・柄杓立ての位置が   【長板の左側半分からみて                    二等分した中心の奥側】  (一段、二段、三段、 四段、六段) ・柄杓立ての位置が   【長板全体からみて    

          茶道(玉川遠州流)~炉長板五段~伝書【中】記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~炉長板四段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・長板右半分に【水差し】 ・長板の左半分の奥に【柄杓立て】と【柄杓】、柄杓立ての右手前に【蓋置き】、柄杓立ての左手前の隅に【なつめ】を置きます。 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます】と発して、一礼します。 ⭐茶碗を運ぶ ・[左手のひら]に茶碗を置いて、"右手"で支えながら、L字の入り口であれば、左足(青)から、I字の入り口であれば右足(赤)から進み、【長板側】に向かいます。 ・ #茶道_歩き方 を参照してください。 ⭐茶碗の仮置き ・正

          茶道(玉川遠州流)~炉長板四段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~炉長板三段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・長板右半分に【水差し】 ・長板の左半分の奥に【柄杓立て】と【柄杓】、手前に【茶碗】を置きます。 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます】と発して、一礼します。 ⭐なつめを運ぶ ・L字の入り口の時、左足(青)がはじめの一歩です。 ・I字の入り口の時、右足(赤)がはじめの一歩となります。はじめの一歩となる足の内側(緑)をお客様に見せてはいけない決まりになっています。 ⭐なつめの仮置き ・両手で茶碗を持つようになつめを持ち、【長板側】へ進み、正

          茶道(玉川遠州流)~炉長板三段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~炉長板二段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・長板の右半分に【水差し】 ・長板の左半分の奥に【柄杓立て】と【柄杓】、手前に【建水】、建水の中に【蓋置き】を置きます。 《要点》 =一段、二段の違い= 正座して落ち着いてからの点前の手順 ・茶碗から点前する     (一段、四段、五段、六段、七段) ・柄杓から点前する(二段、三段) ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます】と発して、一礼をします。 ⭐茶碗となつめを運ぶ ・"右手"になつめ、[左手]に茶碗を持ち、L字の入り口であれば、左足(青

          茶道(玉川遠州流)~炉長板二段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~炉長板一段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・長板半分の右側真ん中に【水差し】 ・長板半分の左側奥に【柄杓立て】と【柄杓】、左側手前に【蓋置き】を置きます。 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ・【薄茶一服差し上げます】と発して、一礼します。 ⭐茶碗となつめを運ぶ ・"右手"になつめ、[左手]に茶碗を持ち、L字の入り口であれば、左足(青)から、I字の入り口であれば、右足(赤)から【長板側】に進みます。 ・長板の真ん中辺りの畳の上に茶碗となつめを置きます。 ・水屋に建水を取りに戻ります。 ⭐建水を運ぶ

          茶道(玉川遠州流)~炉長板一段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~柄杓立てからの柄杓の取り方~伝書に記載がない細かいとこ

          ⭐柄杓立てから柄杓を取る作法 ・"右手"の親指は柄杓立ての【手前】、人差し指は【柄杓の柄】、中指以降は柄杓立ての向こう側に指先を当てて、柄杓立てを持って、手前に移動させます。 ⭐柄杓を伏せ目に立てる ・上図イラストでは、柄杓の"合"の中が見えておりますし、柄杓立ての向こう側で作法しているように見えますが、解りやすく書いております。 ・実際は柄杓を手前側に倒しての作法になります。 ・柄杓の【節の下】に左右の指先をイラストのように置きます。 ⭐右手のみ上に動かす ・"

          茶道(玉川遠州流)~柄杓立てからの柄杓の取り方~伝書に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~四畳半(炉)六段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・水差しの上に【柄杓】 ・水差しの前に【茶碗】を飾ります。 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ⭐【薄茶一服差し上げます】 ・挨拶と一礼をします。 ⭐なつめを運ぶ ・茶碗を持つように、なつめを持ち、L字の入り口の場合、左足(青)から、I字の場合、右足(赤)から【水差し】に向かって進みます。(足の内側(緑)を正客にみせない決まりになってます。) ・正座をして、【茶碗】の仮置きと同じ位置の反対側に【なつめ】(緑)を"右手"で仮置きします。(水差しの前に茶碗orなつめ

          茶道(玉川遠州流)~四畳半(炉)六段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~四畳半(炉)五段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・水差しの上に【柄杓】 ・壁側に【なつめ】を飾ります。 ⭐⭐点前を始めます⭐⭐ ⭐【薄茶一服差し上げます。】 ・挨拶と一礼をします。 ⭐茶碗を運ぶ ・【水差し】に向かって歩きます。L字の入り口の場合は、左足(青)から、I字の場合は右足(赤)から、足の内側(緑)を正客に見せないはじめの一歩です。 ・水差しの手前に正座し、"右手"で茶碗を水差しの前、左側へ置きます。 ⭐なつめを動かす ・その"右手"で、壁側に置いているなつめを取り、[左手]でなつめの

          茶道(玉川遠州流)~四畳半(炉)五段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          茶道(玉川遠州流)~四畳半(炉)七段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ⭐飾り方 ・水差しの上に【茶巾】と【茶筅】 ・水差しの前に【茶碗】(茶碗の中に包まれた"なつめ")の上に【茶杓】 ⭐飾る道具の下準備 【茶巾】 ・七段では、茶巾と茶筅を飾るので、新しい茶巾や新しい茶筅をみせるために飾ったりします。 ・ #茶巾_玉川遠州流 を参照してください。 【なつめ】 ・なつめを服紗に包み、茶碗の中へ入れます。 =結べる時=(なつめが小さい) ・服紗の輪(青)が右上にくるように敷きます。 ・真ん中になつめを置き、①②の順に重ねます。 ・③④を

          ¥100

          茶道(玉川遠州流)~四畳半(炉)七段~伝書【中】に記載がない細かいとこ

          ¥100