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東大生の考える、長期インターンのメリット

こんにちは。東大生のカピバラです。
12月になり、25卒の就職活動が本格化してきましたね。
そこで今回は、近年盛り上がっている長期インターンについて書いていきたいと思います。

長期インターンとは、学生が企業や団体で長期(1か月〜1年以上)にわたり実務経験を積むインターンシップのことです。
学生の間ではかなり一般的なもので、私も半年以上いわゆるメガベンチャーで長期インターンを行っていますし、周りの東大生もほぼ経験済みです。

そんな長期インターンですが、私は主に以下のメリットがあると考えています。

就活の軸や業界を絞りやすくなる

長期インターンでは実務経験を積むことができ、さらに社員さんの業務を間近で観察できるため、その業界、企業での就労をイメージしやすくなります。これによって業界の向き不向きや魅力が分かるので、自然と就活の軸を形成していくことが出来ます。

ESや面接のネタが増える

実際に実務経験を積むということは、ミスや困難と向き合う場面に遭遇するということを意味します。このような局面を乗り切ることで、ESや面接の話題に困ることがなくなるでしょう。一般的なアルバイトでも同じことが言えるという意見もあるでしょうが、就活では差別化が大切です。アルバイトをもとにした話題は完全にコモディティ(差別化が図れていない状態)であり、その意味で長期インターンの実務経験はまだ比較的差別化ができると言えます。

社会人との密なつながりができる

実務経験を積むうちに、社員の方との交流は増えていきます。私の勤務しているメガベンチャーのような会社には様々な経歴の方がいらっしゃるので、ひょんなことから他の会社へのOB訪問につなげていただいたり、就活のアシストをしていただくことがありました。
そのほかにも勤務後に食事に連れて行っていただき、会社のぶっちゃけた話を聞くことが出来たこともありました。
このように長期インターンは普通に学生生活をしていると得ることの出来ないであろうさまざまな機会や情報を得ることができるのです。

デメリットとまとめ

以上が私が考える長期インターンのメリットになりますが、最後にデメリットについても書きたいと思います。

良いことづくめのように思える長期インターンですが、多くの場合はそれなりのコミットメントを求められます。週2~3回の出勤が求められる場合がほとんどで、バイトや勉強時間とのやりくりは困難になってくるでしょう。もっとも大変なのは営業などの成果報酬型のインターンで、インターンで稼げない場合、バイト時間も依然と変わらず確保しなければならなくなります。

また、もはや長期インターン自体もコモディティ化してきている感は否めず、難易度の高い会社を目指す場合は長期インターンをしていても他の要素で+αの話題を用意する必要があるでしょう。
現在高校生の方は、大学生になったら長期インターンも視野に入れつつ、自分が面白いと思う、独自性があるものに取り組んでいくのがいいでしょう。

今回は普段と少し毛色の違う記事になりましたがいかがでしたか。
また次の記事でお会いしましょう!


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