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【新卒の学び】Webディレクターとして半年働いて


自己紹介

はじめまして。
新入社員としてWebディレクターとして働いて半年のSarinaと申します。
大学でWeb知識について専門的に学んだ訳でもなく全くの未経験から、新入社員としてWebディレクターとして半年働いて得た学びや取得した資格について共有しようと思います。
特に私のように経験が浅いWebディレクターとして働く方の何かヒントになれば幸いです。

Webディレクターの仕事とは

WebディレクターはWebサイトの企画・提案やプロジェクト管理・制作進行管理が主な業務になります。
制作の総指揮者のような立場でサイトを制作する上でのデザイン・開発以外の様々な業務全般を担っています。
詳細に説明をすると、見積もり、社内外との連携や調整、スケジュール管理など多岐に渡ります。

Webディレクターは社外のクライアントと社内のデザイナー、コーダーの間に立ってやり取りをするため、双方の落としどころを見つけてプロジェクトを円滑に回すための必要な能力が沢山あります。

学び① 相手に伝わりやすい話し方

ディレクターはクライアントや社内メンバーと話す機会が多く、いかに自分が伝えたいことを簡潔に相手に届けられるかが大切です。
私も考えながら話してしまう傾向があるため、相手に結局何が言いたいのか伝わりにくいことが多々あります。
当初はWeb知識がないことも相まって、デザイナーやコーダーから伝えられた内容自体が分からないということもあり困りました。
その際は内容が理解できるまで何度も確認したり、話の大筋や流れを頭に叩き込むことで自分の中で整理したうえで相手に伝えるように意識しています。つまり、事前準備を徹底すること、そして何が言いたいのか自分の中で結論を明確にしたうえで結論から相手に伝えることが大切だと思います。

学び② 分からないことは聞く

業務の中で分からないことが出た際、自分の中で考えることも大切ですが、私のようにWeb知識がなく慣れていないうちは先輩に聞いた方が良いです。
ただし、最初から「どうしたら良いですか?」と聞くのはNGだと思います。私の場合、10分考えても分からなかった場合は先輩に聞くこと、また可能な限り「~だと思うのですが、どうでしょうか。」と自分の中で答えを出してから聞くように意識しています。
結局は、先輩の真似をするのか知識を取得する一番の近道だと思うので自分の中で抱え込まずに聞くのが良いかと思います。
ただ、私も先輩が多忙でタイミングを見計らったり躊躇してしまう自分がいるので、今後自分の中で「こうだろう」との思い込みで解決するのではなく不安要素がある場合は些細なことでも確認する、というのはより意識したいことでもあります。

学び③ タスク管理

「Webディレクターの仕事とは」でも記載した通りWebディレクターの仕事は多岐に渡ります。複数の案件が同時進行で動くため1つ1つの案件についてタスクを管理し、自分だけでなく社内メンバーと日々お互いがどのような仕事をしているのか、タスクチェックや進捗確認することが大切です。
そうすることで、社内でのタスクの偏りが調整できたり、もしプロジェクトの制作に遅れが生じそうな場合、クライアントへスケジュール調整の依頼を早い段階でお願いすることも可能になります。
タスクを管理するツールは多々存在するため、自分に合ったタスク管理ツールを使用し管理することが大切です。私はGoogleカレンダーで日々の予定を共有し、TODOリストに自分のやるべきタスクをまとめています。

資格について

私がこの半年で取得した資格は以下の3つです。

  • ITパスポート

  • Webディレクション技能検定3級

  • Webデザイン技能検定3級

まず、ITパスポートですが「ITに関する基礎的な知識を証明する国家試験」です。経営全般・IT管理・IT技術といった幅広い分野から基礎的なものが出題されるので、資格取得に向けて勉強することで、ITに関しての知識が深まります。
Web知識が全くなかった私にとって、勉強することで1番役に立った資格といっても過言ではないです。
ただ、取得した3つの資格の中ではボリュームが1番多く、多くの勉強時間を費やしたため勉強時間をしっかりと確保したうえで試験に臨むことが大切です。私の場合、期間としては2か月、勉強時間としては約70時間ほど費やしました。

次に、Webディレクション技能検定3級ですが、Webディレクターに必要なスキルを問う資格であり、Web検定の1つです。
Webディレクターに必要な企画書作成や集客施策立案・実施、Web制作の工程管理などの専門知識が問われます。
Webディレクターとして働く知見は得られましたが正直、実際に実践するとなると難易度が高いだろうなと思いながら勉強しておりました。
しかし、Webディレクターに必要なスキルや制作の流れといった基本的な知識が得られるのでWebディレクターを目指している方、私のように経験が浅い方にはお勧めの資格だと思います。
勉強時間も期間としては1か月ほど、30時間ほどで合格できました。リモートでの受験も可能であるので、気軽に受験できることも有難かったです。

最後に、Webデザイン技能検定3級ですが、Webサイト制作に必要なウェブデザインやシステム構築などの知識や技能、実務能力を問う資格であり、Web検定の1つです。
Web制作の知識が全くなかった私にとって、HTMLやCSSの基本的な知識を得ることができ、またWebサイトの仕組みについての大枠を捉えることができたので業務に非常に役立ちました。
webエンジニアとして就業中の方にとってもwebデザイン技能検定を取得することは有意義なのではないかと思います。
勉強時間も期間としては1か月ほど、30時間ほどで合格できました。実技と学科試験に分かれているのですが、実技はほぼ過去問と同じ内容、学科試験も過去問を繰り返し解いていれば合格できる内容だと思いました。ただ、試験日が年に4回と固定されているので応募する際は注意が必要です。

まとめ 今後について

Webディレクターとして半年働いて、あっという間の6か月間だったと感じます。新卒として、なおかつWeb知識もない中で社内外の人と多くの出会いもあり、これまで使ってこなかった頭の部分を常に動かしている感覚がありました。
課題として、複数の案件が同時並行で動いており頭が混乱すること、MTGの進行を自分がしなければいけないこと、制作に関しても分からないことが多いこと、自分の伝えたいことに対する説明が下手なところは今後の課題だと感じています。
また、自分が好きな分野や自分が会社や社会にとって価値提供出来る部分がどこなのかも模索しながら仕事をしていきたいです。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

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