読書日記『からゆきさん』
ある夜、といっても深夜である。
Eテレを見ていたら、森崎和江さんの特集をやっていた。
わたしが見たのは、終わる20分くらい前だったか。
森崎和江という名前をこの時初めて知って、作家だということも知った。
見終わってもなぜか心にその名前が残っていた。
どんな本を書いてるんだろうと興味が湧き、Amazonで探してみた。
そしてこの本に出逢った。
『からゆきさん』
からゆきさん、とは、明治大正昭和の時代に、異国の地へ売られた少女たちのことである。
“おなごのしごと”をさせられ