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2024.02.01 映像制作・帰省

正午、特急あずさに乗って実家がある長野県安曇野市へと向かう。コンビニで買ったサンドイッチも食べ終えて、いつもならそこから2時間半眠ってやり過ごすところだが、この日はそうもいかなかった。

※画像はイメージです

というのも、和歌山県の紀美野町で行われる、「きみの海南映画祭」に出品するアニメーションを作り始めて3日目。眠れぬ夜(物理)が続いたおかげで、いよいよ体調が限界を迎えつつあったが、ギリギリのスケジュールで作っていたために最後のシーンが間に合わず、帰省する車内で作業することにしたのだった。

目を開けるシーン

これは実際に作っていたシーン。
かなり低解像度のキャンバスで描いていたため、トリミング後に画像がガッタガタになってしまい描き直しを余儀なくされた。

ピクセルの階段状になった曲線を綺麗にしたり、細部の書き込みをしたりした。

※画像はイメージです

後で書き直すくらいなら最初から高解像度のキャンバスで描き始めればいいじゃないかと思われるかもしれないが、自分の場合はそうでもない。

細部の書き込みができない分、より大きな視点で全体を描き込むことができるようになり、それによって全体の制作ペースも速くなる(気がする)のだ。

いちいちこの線が気に入らないだとか、目のハイライトの形状が歪だとか、そういう些細な(全体から見たら小さな)細部が気にならなくなる。
線が気に入らない時だって、震える手で持ったペンを何度も何度も「シュッ!シュッ!」とやって、自分の生み出した汚い線に心を痛める必要はなくなるし、目のハイライトの形状だって同じだ。
たった数ピクセルの修正をすればいい。

それに、これは制作論的な話からは外れるが、純粋は好みの問題としてもあのピクセル感のある画面は好きだ。
細部が描かれないことで、画面の中の世界に想像力が広がっていく感じがするし、あのざらついたテクスチャーも心地よく感じる。

今日のご飯(母作)

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今日は日記ついでに、制作していて思ったことなどを書いてみた。ちょっとした制作論的な内容もどこかでまとめられたらいいかも。

来週から和歌山の映像祭の会場に行くので、とりあえず今度は旅行記的な記事を書いてみようかな



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