平凡パンチ女性版
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平凡パンチ女性版の1966年の増刊号を入手した。どちらかというとお宝の類である。これをリアルタイムで読んだ人は、ウチの母親よりも高齢だからさすがに、note内にはいないかもしれない。
平凡パンチ女性版は、平凡出版の名編集長だった清水達夫が長らく温めていた企画であった。そののち、『an・an』として結実するわけだが、その前のプロトタイプ版として平凡パンチ女性版が増刊号として発行された。
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目次を見ると、やっぱり結構ファッションやろうとしている。面白いのは安井かずみの小説があるところだ。安井かずみは、作詞家で、キャンティ族の中心人物であった女性だ。
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平凡パンチは男性の大学進学率の上がった60年代中盤に、その層を狙って、過激なアジテーションと娯楽的要素を組み合わせて作られた週刊誌だと言われる。それ以前の『平凡』や『週刊平凡』が、勤労青年向け(当時は中卒で就職し、結婚まで勤労する青年が普通だった)の慰安を提供するために作られた雑誌だとするなら、平凡パンチはそこにアヴァンギャルドと政治的なテイストで味付けした週刊誌だったとされる。その女性版が、この平凡パンチ女性版だった。
確かに尖っている。アンアンはエルと提携したことで、ファッションのビジュアルをより強化して、政治色、過激派色を抜いたとされる。
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確かにこの煽り文句は、過激で60年代を彷彿とさせる。さすがにアンアンにはこれはない。
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アデュー、かかとの細い靴。ギィ・ブルダンぽい写真が、なかなか良い。
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これだけじゃなく結構グラビアも良かったです。
アンアンでA4変形版になるんだっけ?それは、VIVIになる前身の『若い女性』が最初にAB版をやったんだっけ、忘れちゃった。でも、確かにもっと大判だと迫力あるよね。
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パンチガール。
いやあ、結構高かったよ。
朝に、本を整理しなきゃとか言ってたのはどの口かって感じね。
ばいびー。
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