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ニュージーランド、マーティンボロ、クスダワインズ、リースリング2017

ヘッダーの写真を見てもらえばわかるように、コルクが折れました。

おそらくは、乾燥だと思います。保存の際に縦に置いている時間がしばらくあって、それが原因でこのようになったんだと思われます。

液体を戻した後

コルクが折れて、中に落とすしか方法がない時、私は潔く落として、茶漉しでカスを取って、漏斗で再び液体を戻します。

いつもは出汁を取る用の漏斗

2012年のクスダさんのピノ・ノワールを飲んで以来のファンで、毎年購入できるというほどではないものの、ルーシー・マルゴーやアリアンナ・オッキピンティ、フランソワ・ミクルスキと並んで、あれば購入したい造り手の1人です。

それなのに、やってしまいました。

一度全てを茶漉しで濾す

色は濃い目の黄色、熟したいい色で、香りにもダメージはない。ペトロール香とユリのような白い花、キンモクセイ。

チャーミングな酸に、完熟アプリコットやプラムを含んだような果実味、若干のミネラルを感じつつも苦味はない。若干の甘さも感じられて、美味いなあと一言。爺さんもこういうのなら好きだったはず、と思いながら、一杯だけ傾ける。

2017はさすがに置きすぎか、と、飲むタイミングを測ってましたが、爺さんに一献傾けるか、と開栓するも大失敗の巻でなんとも。

ごめんよ、爺さん。

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