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「思川」という小説の構想を練りに行く3 〜小山評定・完〜

音楽が必要だと思いました。

もう、充電が14%まで来てしまってますが。

でも、私は、聴く。

夏も終わるわけだから、口ロロ(クチロロ)で「真夏のラストチューン」。

オッサンが、「真夏のラストチューン」もねー、と思いながら、気持ちを紛らわすつもりで、聴きました。

そして、名所・旧跡を検索しました。すると、小山氏の居城跡として祇園城というのがあるといいます。

これだ、この城山公園が跡地なのです。

桜の季節が良いようですね。思川も、花火大会があるようです。いつ、やるんだろ?

例の橋

堀跡です。

ん?下に降りられるぞ。

むこうに、泥水がみえるだろう?

え、川につながってる。

竹富島みたい。

洪水のとき、どうするんだろう。

炎天下、人もいない、午後1時半。

暑い。

群馬が暑いというけれど、そのお隣だから、小山だって暑いのです。

小山市の「思川」を舞台に、若者の淡い恋と国籍不明の男たちの活劇が交錯する。

そんな小説書けるか?

若者の淡い恋は、中学生、高校生、それ以上で微妙に異なる。

転校してしまう愛莉、行き先は逗子。剣道部で汗を流す幸人、東京の高校で会おうよってなる。寂しくなる愛莉と幸人。最後の花火大会の日に、川の傍を散歩していると、白いビニール袋に入った拳銃をみつけてしまう。そのまま戻しておいたけれども、幸人は気になってしかたがない。日を置いて二度目見に行ったら、同じところにあったので、自分だけが知っている場所に移す。

なんだこれ、天気の子か、ダメダメ。もろパクリじゃん。もう一度。

転校してしまう愛莉、行先は逗子。剣道部で汗を流す幸人、東京の高校でもう一度会おうよってなる。幸人は必死で勉強するが、ヤングケアラーでもある幸人は、東京の高校に進む(つまり私立ということだ)ことを反対される。お金が必要だ。タイ料理屋で、バイトを始める。そこには、様々な男たちと、近所にあるフィリピンパブで働く、東南アジアの女性たちが出入りしていた。

なんかどんどん陳腐になっていくな。

充電も減っていたので、戻ることにしました。

芝生が奇麗

そして、次なる名所・旧跡として、小山御殿広場、がありました。市役所のある大きな交差点の角地。

結構広くて、芝生もキレイ。思川温泉のベンチ付近も、綺麗な芝だったんだけど、芝のつくりが上手なのかな?

小山氏は、鎌倉時代の御家人。足利時代にも活躍。でも、南北朝のときに、家が滅亡してしまう。

え、そうなの?

で、結城氏の家系が、小山家を再興し、戦国まで続くも、また落城、滅亡。

ちょっと、ちょっと、小山の城、落とされ過ぎじゃない?確かに、例えば、箕輪城とか上田城とか、そういった城に比べて、力で押せば、落ちそうな地形だもんね。

ただ、南北朝時代の小山義政の戦い、息子・若犬丸の戦いは、一つ作品になるかもしれんね。悲劇ではあるけど。有名な人たちじゃないから、読者の期待を想定することはできないけど。

小山評定通り

ここがあの小山評定の史跡!

「豊臣につくか、徳川につくか、太閤の御恩に報じたいという方がおられれば、すぐに帰路につかれたもう」

「いや!石田は太閤の意志をまげて好き勝手やってる奴!討ちますぞ!」

のアレ。

勝手な脚色。

この会議のドタバタを、タランティーノ風に!三谷幸喜風に!

うーん。

モダンな小山市役所庁舎

まあでも縁起のいい評定だから、史跡の上に小山市役所も、ボン!と威勢のいい建物を建てたんだと思うし、これからは大事なことは、この評定跡で決めるってどうですかね。

御殿跡を、散策。

広い土地

調子に乗って写真撮りまくっていたら、充電残り4%になっちゃったよ!

小山市の沿革とか歴史とか、資料館が閉まっていたこともあって、知れなかったな。

また、充電があればここから文書館やら「料理の神様」の高椅(たかはし)神社や須賀神社にも行こうと思ってたから、なんとも無念でござります。

それで充電も少ないので帰り道はずっと『江戸川乱歩短編集』を読んでました。

最後に、どうでもいいことなのですが、私ゴボウの漬物が好きで。

でも、一般的にヤマゴボウの漬物はモリアザミを使って、漬け汁がやたらと加工的であることが多く、それはあまり好きではない。

この思川ゴボウは、国産ゴボウを、ギリギリくどくない漬け汁で、大変に美味しいです。

思川、花火、小山義政、小山評定、中学生の恋。

一回だと、なかなか、難しいな。

また、こよう。

夏も終わるね。

なんてね。

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