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2023.08.20 〜実家へ弾丸帰省 前編〜

実家に帰る。

葬式に行けなかった叔父さんの家に行くために。

朝一番。

それでも到着は10時。

2時間ちょい。で行く。

とても早い。

子どもの頃は特急で8時間。

途中で6時間に短縮され、東北新幹線の開通で3時間になった。

今は2時間ちょい。

日帰りも可能だ。

上野、大宮、仙台、盛岡だけで「いわて沼宮内」に着く。

歩いていると陽射しが暑い。

特に荷物がないのだけが救い。

黒い服も暑さを増す理由だ。

岩手も暑いか。

今年は雨も多いらしい。

膀胱がんの手術をした父親も、この間の検査では再発がなかったと、早速チューハイをしこたま飲んでいたらしい。

「若い時のタバコのせいだって言われた」と言っていた。

軽い脳梗塞で倒れた母親も、雰囲気としてはどうなのだろう。メールの文面だけで見れば、普通なのだが。

改札に親父がいた。

「お母さんは腰が痛くて階段は嫌だ」と言ってる。

歳だよ。

叔父さんの家は滝沢市にある。

盛岡のベッドタウンとして発展し、昔は村だったのに、今や市になった。

そこまで観るところもないが、自然がある。

新幹線は混んでいる。

予約の段階で、ほとんど席がない。

帰りが特にそう。

ただ、みんな穏やかで、存外快適。

着いた。

降りる人が少ない駅の代表格

昔は寒村の風情だったけど、家は一時期に比べ増えたんだよね。

沼宮内

叔母さん家に行った。

舌鋒はまだ往年の感じで、老け込む年じゃないと思った。

叔母さん家からの写真はないが、岩手山が雄大だった。

崖の上で、景色は良かった。

しかし、あんまり家をたくさん建ててはいけない土地らしい。

レコードコレクションの中にCCBのレコードがあった。

誰が買ったんだ?

帰る。

この家を畳む準備をする必要があるということで、内容物の処分を始めるという。

とりあえず小部屋の一つにある文庫本コーナー。

たぶん海外棚

昔、もう本は読まないと思って、全て実家に送った。

まちがったっていいじゃないか

よくもまあこんなに。

新潮の100冊(1995年)ラインナップがあるね

本をいくつか持ってきたが、本末転倒だった。

なぜか田宮虎彦を持ってくるという一番不必要な展開。

田宮虎彦の文庫本

そして、IGR(いわて銀河鉄道)はワンマン。

車内はガラッと。

昔はもうちょっといたものだが。

ホーム

昔の駅ホームはもっと寂れていた。

そんな向こうは「御堂」という駅で、ここにいくことはなかったけれども、未知の駅でなんとなく怖かった。

今も電車では行ったことはない。

車両は綺麗になったのに乗る人がいない?

いわて銀河鉄道車内

出発間際に結構乗ってきた。

岩手川口〜好摩間の車窓から

多分、あれは姫神山。

稜線がたおやかだよね。

啄木のふるさと(やらかしっぱなしの奴だけど)

渋民。

啄木推し。

IGRは、盛岡、厨川、滝沢、渋民、好摩、岩手川口、沼宮内、と続く。

滝沢は大学が二つくらいある(盛岡大学、岩手県立大学)ので、若者が乗ってくる。

岩手県立大学、敷地マジでかいよ。

と思ったら、新しい駅「巣子」というのができたみたい。

巣子!巣子?

すご

これで厨川。

例の厨川柵の厨川ね。

安倍宗任が都に連れて行かれた時に、梅の花を見せて、これわかるか?と言った輩。

我が国の梅の花とは見たれども 大宮人はいかが言ふらん

交流はね、あったわけですよ。

え、もう一つ新駅ができてる!

青山。

青山!

早池峰山が綺麗に見えるね。多分。

少し盛岡を散策するか。

盛岡城址側の出口

盛岡は中洲に駅があるからどこにいくにも橋を渡らないといけないのが不便よね。

盛岡冷麺のぴょんぴょん舎。

ぴょんぴょん舎

開運橋。

上流雨降ってるから水が黒い

向こうの黒雲の下の稜線が岩手山。

今回は不来方じゃじゃめん。

不来方じゃじゃめん

続く。

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