見出し画像

散歩「二重橋前、日本橋ー穴子玉ゐ、丸の内、日比谷、霞が関、赤坂、乃木神社、表参道、明治神宮、参宮橋」その二

日本橋玉ゐで穴子を堪能したあとは、都内横断散歩です。

日本橋から東京駅、丸の内、日比谷

日本橋から、東京駅北側通路を横切り、丸の内に出ます。
東京駅丸の内側は開けており、修学旅行の中学生が並んで記念撮影をしていました。前面には丸ビル二棟が聳えています。

以前に、丸ビルに入っている博多ラーメンを食べたことはありますが、そのくらいしか入ったことはありませんが、、、、

丸の内仲通りを日比谷まで抜けます。

https://stageforgreen.org/wp-content/uploads/2020/06/56adaf08bc7eab14e6d36ff6faf43ce8.pdf

ベンチが空いていませんでしたので、家族連れがお茶をしている風景などの雰囲気を満喫しつつ休憩ぬきで日比谷へ向かいます。
日比谷に行くと宝塚劇場の前でベンチが空いていたのでしばし休憩し、人波を眺めて持ってきた麦茶を一口、二口して喉を潤します。

先に行くと帝国ホテルです。その前を日比谷公園に向かいます。

日比谷公園から霞が関、国会議事堂へ

日比谷公園に行くと賑やかな声と音がしてきました。
どうやらドイツビール祭りらしいです。

中に入りはしませんでしたが、横目で見ていると晴天の爽やかな気候の中、賑やかにビールを楽しんでいる風が心地よかったです。

日比谷公園を抜け、霞が関に向かいます。土曜日の静かな官庁街を歩きます。結構坂道が多く、ゆっくりと左右を眺めながら歩いてしばらく行くと国会議事堂が見えてきます。

警備の警官が増えてくる中、右手に国会議事堂を観ながら、首相官邸へ向かいます。

首相官邸から日枝神社を横目に赤坂へ

淡々と歩き続けます。首相官邸の横を通り抜けたいのですが、警備の警官が多く通行止めしている風でもあり迷いましたが、女性の警官に直接訊くと、横の道を通り抜けられるということでしたので、遠慮なく通り抜けます。
首相官邸の前は、ドクダミが花盛りです。そういえば今年はアジサイも既に咲いているのをよく見かけます。
サクラが早く咲くのには慣れましたが、花の季節が早くなっているのでしょうか?

日枝神社の丘を右上に仰ぎながら、赤坂に向かいます。

赤坂から乃木神社へ

首相官邸の坂道を降りてくると目の前に赤坂の賑わいが現れます。
TBSの不動産利権の賑わいと言って偏見でしょうか?
いまや、TV局は不動産屋さんのようです。TV朝日の六本木ヒルズ然り、フジのお台場然り。実際、会社四季報を見ますと”不動産による利益でしっかり”風に書かれています。
若い人がたくさん集まり、今風の流行りの店が軒を連ね、といった赤坂サカスでした。

そういう賑わいを通り過ぎたところの、ドトールコーヒーでしばし休憩します。さいわいカウンター席が空いていたので妻と一緒のアイスカフェラテを頼んで、シロップ二つ入れて甘くしてゆるりと飲みながらの休憩です。
私たちより高齢の女性二人組や、女子高生などが賑やかにお話にふけっていました。
男性は一人が何人かいて、スマホをいじってる感じですね。
30分ほどゆっくり休憩するとまた歩く元気が出て来るので不思議なものです。

乃木神社参拝に間に合う

少し歩くとじきに乃木神社です。結構時間を喰ってしまったので、午後五時前でした。
鳥居を入ろうとすると、神社職員が閉門の準備をしているところで、五時に閉門しますと言っていましたので、あわてて参拝しました。
いつものように清々しく、乃木さんに見守られているような気持ちになりました。
人間は真っ当に生きなければいけないものだな、と改めて思いました。

乃木神社から青山墓地を通り抜け、表参道へ

乃木神社を出て、青山墓地を通りぬけます。
左右の墓地を眺めながら歩いていると、ちょうど羽田空港の着陸路に当たっているのでしょうか、しきりに飛行機が上空を通過していきます。
二機並行して飛んでいる様子が見受けられますので、並行する二つの滑走路へ着陸していくのでしょう。

青山墓地を抜け、しばらく行き、右折すると表参道だと妻が言うのでそれに従って歩いていきます。
途中、高級ブティックが断続的に現れ、妻が興味深々でしたが、「こういうところには入ることはないわね」とぼそっと言いました。
すると、洋菓子のヨックモックの青山本店が現れました。
結構人だかりがしていて、喫茶っぽいところも併設しているようでした。

子供たちが小さいころ住んでいた厚木から家族四人でここを目指して、ここでしか買えないお菓子を買いに来たことが有りましたが、結局お店を見つけられず帰ったことが有りました。それも20年以上前の懐かしい思い出です。

さて、表参道に到着しました。すごい人です。もうこれは人だかりなどと言うレベルではありません。人、ヒト、ひと、、、、、
意外に外国語が聞こえないのは艶消しでなく、心地よかったです。
ゆっくりと表参道を歩いていきます。
ここはおしゃれの殿堂とでもいいましょうか、道行く人の格好もあか抜けしています。私などは浮いているのでしょうが、鈍感な私は何も違和感を感じません。

表参道から明治神宮を参拝し、小田急参宮橋駅へ

表参道を原宿迄、ゆるりと歩いて、明治神宮を参拝します。
雑踏を通り抜けた後は、静寂の明治の森を歩きます。すでに午後五時半を過ぎ、まだ日は落ちていませんが、森の中は暗くなってきてぼんぼりが点灯していてなにやら風情が感じられます。

明治神宮に入るとあちこちに明治大帝の御製、昭憲皇太后の御歌が掲げられており、いつも思いますが、明治帝の御製はこころに染み渡ってきます。昭憲皇太后の御歌も並べて掲載されているところが多く、おやさしさに目が心地良く潤んできます。

神宮を参拝しました。
社殿の両脇には、立派な楠木が堂々と立ち並び、守っておるような感覚に襲われます。
私が作った、愚歌を掲載させていただきます。
 
七百年(ななももとせ)過ぎて変わらぬ 大和魂(やまとだま)
              明治の社(やしろ)を  守る楠木

そうして暗くなった森を抜け、しばらく歩いて、小田急線参宮橋駅に到着しました。

長い長い散歩でしたが、妻も言ってましたが非常に爽やかな心地よい都内横断でした。
12時半くらいに、二重橋を出てから小田急参宮橋駅に着いたのは18時半、都合6時間の散策でした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?