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「三十五年越し エピローグ12/甘く切ない思い」あいみょん 裸の心

このエッセイにおいて、還暦のオヤジが恥も外聞もなくかつて20代の頃恋焦がれた甘く切ない思いについて語ってきたのだと思います。

そしてエピローグにおいて特に、その思いを託してきた映画、小説、歌、芸についてその素晴らしさを示すとともに、くどくどを泣き言のような繰り言を述べてきました。

あの35年前の青春の爽やかで清々しい感受性とそれに不釣り合いの未熟とは、人が人生を振り返るとき忘れられない思いを永遠に残すものかもしれません。

私にとっては、それは甘く切なく、この上ない彼女の美しさととともに存在するものです。

最近聴いたものでは、あいみょんが唄う「裸の心」は一層その切ない胸の内を締め付けるような味わいが感じられます。

いつの時代も、日本人はこんな思いを胸に生きてきたのかもしれません。
そしておそらくは日本人は万葉の時代からそのようであったに違いなく、歌にその思いを託すということをもやってきたに違いありません。


田中美智子さん
あなたもそんな切ない思いを歌に託していたのでしょうか?


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