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「豊島逸夫氏本日7/13コラムが現金融情勢を捉えている、9月円安ぶり返し、日本株高の可能性大有り」/本日の本コラム記事と整合、今後この線で進むのではないか

豊島逸夫氏本日7/13コラムが現金融情勢を捉えている

いつも引用している豊島逸夫氏による日経のコラム「金のつぶやき」が冴えています。

本日の朝の私の2つの記事(8:42と9:10)の後に発信(豊島氏記事は10:51)されていますが、私の捉え方が豊島氏が把握する米日の金融情勢と一致しているということでは、この共通の予想が有る程度の確からしさをもっていると考えてもよいと思っています。

豊島氏の記事の内容

さて、肝心の豊島氏の上記記事の内容ですが、
1)6月の消費者物価指数は予想を下回る3.0%、コア物価指数で4.8%これも予想以下。
2)これに対し、市場(これは国際金融スジのこと)とFRBで理解が異なるが、この認識の相違は以前から続いている。
3)FRBは歴史的経緯(1980年代のこと)として、インフレのしつこさについて市場より執念深く認識している、つまり利上げは市場想定以上に続く。
4)7月のFOMCは予定通り0.25%の利上げだが、8月下旬のジャクソンホール会議ではパウエル議長は昨年同様厳しいタカ派姿勢を見せるだろうから、そこで市場はびっくりして、これも昨年同様株式相場は下げるだろう。
5)現状の円高については、市場は、
これまでの円安ポジションの買い戻しであり、日銀はそうそう利上げに踏み切る情勢でない以上金利差を考えれば円安に振れ戻る、9月FOMCで利上げあれば円安昂進だろう、という認識。
6)日本株は国際金融スジからの注目が続いている。近々の下げは一時的によくあること、と国際金融スジは認識。

本日の本コラムの記事と総じて等しい認識

豊島氏のコラム記事より前に出した、本コラムの二つの記事ですが、

これまでのFRBのFOMCに際しての見解、日銀の姿勢そして国際金融スジの動向をベースにしており、その理解で読めば、豊島氏が言っている認識となるべくして同じになったものです。
ですので、よく読んでいただければ、豊島氏の言っている1)から6)と総じて等しい認識を述べていることがわかると思います。

これは日本国内のメディアの報道などとは、かなり違うものと思いますが、それは以前から申し上げている日本のメディア特有の問題があるからと言えます。

恐らくこの先についての予測としても、豊島氏コラムあるいは本コラムで述べてきたような情勢で推移する蓋然性が高いのではないかと思っています。





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