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「早速日本株安との報道目立ってきた」/メディアとはこういうモノ、しばらく下落後戻すでしょう、マクロ中長期情勢をしっかり把握して投資しましょう

メディアは騒ぎ出してきたが、、、

今朝の円高を記事にして、日本の株安について注意喚起したところやはりと言うべきか、日本の株安についてのメディア記事がぞろぞろ出て来ています。

こういうふうに、いろいろな思惑、特に日経などは米国のある種の工作情報を受けやすく反日的報道を良くします。

インフレ抑制、FRB利上げ停止、ドル安一気、、、などとはならない

もちろん、昨日の米国物価動向指数の予想より小さかったインフレがFRBの金融政策に与える影響はあるでしょう。もしかしたら年内2回と言っていた利上げが1回になる可能性も無いとは言えません。
しかし、CPIが3%程度になったからといって、エネルギーや食品など変動の大きい項目を除いたコア指数の上昇率は前年同月比で4.8%でした。これなどは確かに5%を切ったのはかなりインフレが鎮静化している兆候とも読めますが、4.8%というのは目標インフレの2%に対して2.4倍です。まだまだ高いインフレ率です。

米国雇用統計はまだまだ強い

そして、2,3日前に発表された米国雇用統計はまだまだかなり強いということこそかなり重要です。7日に発表された米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比20万9000人増と事前予想を若干下回りましたが、バイデンなどは15万人くらいが適当だと言っているくらいです。

この雇用情勢については、構造的なもので中長期的なものです。それについてはたびたびこのコラムで記してきた通りです。例えば下記をご覧ください。

これについては世界的潮流ですので、今後も変わらない第一義的ファクターです。

インフレはまだまだ収まることはない

つまりまだまだインフレは収まることはないということです。
ですので、結論的に現今のドル安、日本株安も一時的なものである蓋然性が限りなく高いというのが私の結論になります。

個人投資家の皆さんには、このようなマクロ情勢をしっかりご理解の上、投資活動を進められるようお祈りします。


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