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「家庭の運営という概念 その18」/小学生のうちにドリルを徹底してやらせることの重要さ 

 子育てとその教育についてですが、家庭の安心環境をきちっと作ってからは、やはり子供の勉強なんだろうと思います。
 特別な才能教育をする場合を除くと、もちろん音楽やその他の習い事を並行して進めていくことは重要ですが、なんといっても勉強をしっかり進められるようにするというのが、大多数の家庭では最も重要なことだと思います。

 これまでも少し述べてきているように、英語などを早くから習わせることも否定はしませんが、大事なことは国語教育です。親が日本語の会話や読書を通してしっかりと日本語を身に着けさせることが最も基本のこととなると思います。

 そして一歩進めると、算数計算と合わせて漢字や国語のドリルを集中してやれるようにさせてあげることが次の基本となってくると思います。
 陰山英男さんの百ます計算の例に代表されるように、難しいことでなく基本のドリルを集中して取り組むことで脳が活性化するのです。この脳の活性化なくして、脳の基盤はなく、将来の創造性の発露は有り得ません。本当にそう思います。

 子供は単純ですから、百ます計算など、自分の記録が伸びていくのは面白くてならないものになっていきます。
 長時間でなくてもよいので、そういう集中して取り組む習慣をつけていくことの重要性をしっかりと押さえて子供さんを育ててあげるとよいと思います。

 これも別のブログで述べた繰り返しになりますが、百ます計算の陰山先生のクラスの小学生だった子たちは、有名国立大学に非常に多く合格したということで、その効果は検証済です。

 実際、我が家も二人の息子たちを出来るだけそのような方針で育てましたこんなこと言うのもなんですが、二人とも有名大学の理系に進学、今、建築士、医師として元気にやっております。

 我田引水のように聞こえる方がいるかもしれませんが、子供のやる気を大事にしてそういう方向へ導いてやれば、方法さえ間違えなければ自然とそういう風になるものだとも言えるわけです。

 参考までに、そういう考え方も含めたノウハウに関して、私も読みました和田秀樹さんの本をご紹介しておきます。


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