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「まだ余地を残すが、FRB利上げ打ち止めの可能性あり」/金融不安も落ち着く方向ではないか

昨日発表されたFOMCは、0.25%の利上げで予想通りでした。
この結果、あるいはFRBパウエル議長のコメントに対する見方は、ロイターの記事が比較的バランスが取れているように思いますので、引用しておきます。

何人かの国際金融スジの有識者らしき人がコメントしていますが、
「まだ余地は残すが、FRB利上げ打ち止めの可能性あり」というところでしょう。

もし利上げ停止ということになれば、金融不安も落ち着く方向なことは先日も以下申し上げた通りです。

ある程度、FRBもインフレを許容する方向で考えを変えてきたのかもしれません。そう言っている人はあまりいませんが、、、、

また、ECB、欧州も0.25%の利上げを発表したようです。

しかし、欧州の方がインフレと利上げのジレンマは米国より大きく、今後火種を抱えていると思います。ただ、前回0.50%だった利上げを0.25%としたことは利上げ緩和であり、今後に対するコメントが無いようですが、インフレがある程度収まってくる兆候が見られれば危機を何とか回避できる、という期待シナリオだと思われます。

いずれにしても、市場は連休明けから多少の下落を伴い、ある程度先行きの晴れ間が見えてくる中で挙げてくるというのが短期的シナリオではないかと思います。

さて、どうなりましょうか?今後の金融政策、金融情勢に注目です。

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