「心が若返る! 高齢になった自分を癒してくれる、過去の思い出との接し方【75歳からの生き方ノート】サライ(楠木新)」について
サライに「心が若返る! 高齢になった自分を癒してくれる、過去の思い出との接し方【75歳からの生き方ノート】」楠木新氏の記事が掲載されていました。
楠木氏は、生命保険会社で人事畑を歩み、定年前から著作活動をされた60代後半の方だそうです。
楠木氏は、高齢者は、過去の思い出と接することで若返り、脳も活性化されるという趣旨のことを書いています。
21年に公開された仏映画『ベル・エポックでもう一度』で老年になり落ちぶれたイラストレイターが青春の頃にタイムトラベルし、運命の女性に会いに行き、、、というのを話の導入にして、過去への心の旅をすることをおすすめする記事になっています。
高齢者にとって、過去への心の旅は活力になる
楠木氏は、過去への心の旅が活力になると言っています。
氏自身も、青春の頃、山口百恵のコンサートに行ったことを思い出深く語っています。
そして人それぞれに、異なる千差万別の思い出があり、そういう人生の過去を振り返る心の作業をライフレビューというそうです。またそのライフレビューは効力が検証されていて認知症の治療方法としても存在するそうです。
30年、40年の過去へ心の旅をすることが齎してくれているもの
30年、40年の過去へ心の旅をすること、たしかにこのことは癒しを齎し、活力になるとの実感があります。
私の場合、youtubeで昔のスポーツ、例えば昭和60年の阪神タイガース優勝のシーンや輪島功一のボクシングチャンピオンの二度の返り咲きなどを見直してみると心が躍動するのがわかります。
そして、楠木氏が挙げていた『ベルエポックをもう一度』ではありませんが、青春の頃恋した女性を思い浮かべることは、苦さも有りますがトキメキもしっかりとあります。
私の場合、「三十五年越し」のマガジン中で小説『雨と水玉』として、かつて恋焦がれた女性のことを営々と描き続けておりますが、これは日々の心の糧であり、また、心の若さを保つ大きな働きをしていると実感しています。
この小説を書き続けることで、かつて恋焦がれてどうしようもなかった女性がいつもそばで話しかけてくれています。
そして、このnoteを続けていく大きな力にもなってくれており、定年後の目標をも与えてくれています。
若い頃、聞いた言葉「若き日に旅をせずして、老いての日に何をか語らん」は至言
かつて、若い日に、「若き日に旅をせずして、老いての日に何をか語らん」という言葉を印象深く読んだ覚えがあります。
特に、それは精神の旅のことを言っていたのだと思いますが、まさに老いに差し掛かり、この言葉の意味を噛み締める日々を送っていることになります。
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