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人文、歴史系

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人文系の記事を収録します。政治、金融、経済関係以外の文学、歴史、人間に関する記事と思ってください。政治、金融、国際政治及びそれに関わる社会事象は「世界情勢、歴史、政治、経済、金融… もっと読む
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#国際金融スジ

「日露戦争旅順攻防戦及び奉天会戦について」/俯瞰及び目次

「日露戦争旅順攻防戦/司馬遼太郎史観に騙されないで」及び「日露戦争奉天会戦/司馬遼太郎史観に騙されないで その1から5」に関する、俯瞰及び目次を、読者の皆さんの便宜のためここに作成します。 1.日露戦争旅順攻防戦/司馬遼太郎史観に騙されないで 2.日露戦争奉天会戦/司馬遼太郎史観に騙されないで 1)その1 2)その2 3)その3 4)その4 5)その5 今後ともご愛読賜りますようお願い申し上げます。 2.その他

「2週間くらい前から、市場の様子が変わりました。今日も日経は大幅下落。FRBの量的引き締めが効いているのでしょうし、中東情勢は今後も影響大きい」

2週間くらい前から、市場の様子が変わりました。 2週間くらい前に、市場の様子が変わったことを下記記事にしました。 その後、中東有事で米金融市場にリスク回避のマネーが動いて米日の相場が上がりましたが、今日などの日本市場の大幅下落の動きはやはり以前の様子とは明らかに異なります。 FRBの量的引き締め(QT)の影響が色濃く、中東の危険な情勢も影響している これは、おそらくですが、以前にも指摘したようにFRBの量的引き締め(QT)の影響が直接にはあるのではないかと想像していま

『馬渕睦夫が読み解く 2023年世界の真実』(WAC社)の紹介

「馬渕睦夫が読み解く 2023年世界の真実」(WAC社)馬渕睦夫著を紹介します。 毎年の年末、その年の世界情勢、出来事を振り返って、次の年の潮流を提示する、練達の保守論壇人元ウクライナ大使である馬渕睦夫さんの著作です。 今回の著作も、2022年の世界情勢に関して、マスメディアに取り上げられない情報や10年20年レベルから世紀単位の歴史事実に裏付けられた広範な見識をベースにぶった切っています。 世の中の事象は国益視点で見なければ非常に多いのですが、常に日本の国益を主軸に置い

「ピーター・ティール もしかしたら面白いかもしれない」/クーリエ・ジャポンの記事から

ここのところ、書評等の中でエマニュエル・トッドに触れることが多くなっている。もちろん、この混迷の世界で、文明諭や人類論というスケールで将来を見通す方向を持っている数少ない識者だからだ。 そのトッド氏の関連で、今日クーリエ・ジャポンの興味深い記事を読んだ。 それは、国際金融スジやシリコンバレー人脈に通じる人物で、ピーター・ティールという男だ。 記事の見出しを見るだけで察し得る通り、世界を人類という視点で捉え、かなりラディカルに物事を変えていこうとしている。 この記事からだ

「グローバリズムとナショナリズム」/世界で起きている現実の大構図

19世紀以来、世界で起きている事柄は、グローバリズムとナショナリズムという大きな構図で見ることができます。 そのことは、本ブログでもいろいろな形で紹介させていただいています。 例えば、米国のベストセラーとして紹介しました、ヨラムハゾニーの 「ナショナリズムの美徳」(東洋経済新報社)に明確に記されています。 これなどは、近年米国民の意識の覚醒に大きく寄与したものとも言われています。 これは、グローバリズム側に対する、ナショナリズム側の考え方を提示したものですが、グローバリズム