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「2週間くらい前から、市場の様子が変わりました。今日も日経は大幅下落。FRBの量的引き締めが効いているのでしょうし、中東情勢は今後も影響大きい」

2週間くらい前から、市場の様子が変わりました。

2週間くらい前に、市場の様子が変わったことを下記記事にしました。

その後、中東有事で米金融市場にリスク回避のマネーが動いて米日の相場が上がりましたが、今日などの日本市場の大幅下落の動きはやはり以前の様子とは明らかに異なります。

FRBの量的引き締め(QT)の影響が色濃く、中東の危険な情勢も影響している

これは、おそらくですが、以前にも指摘したようにFRBの量的引き締め(QT)の影響が直接にはあるのではないかと想像しています。
そして、もちろん中東の危険な情勢もかなりリスクオフへと投資家を動かしていると思われます。
ですので、先の記事でも申し上げましたが、中東情勢への注意を怠るわけにはいきません。

不謹慎ではあるが、ヒントも出て来ている

この中東の有事ですが、ウクライナ紛争もそうですが、ということで下記の記事にしましたように、有事のリスクの低減の方向が見えてくると市場がリスクを取り上がってくるという一定の法則が、不謹慎ながら、有るようです。

それを裏書きするようなロイター記事がありましたので引用します。

この記事の最後部に、国際金融スジジ・エコノミック・アウトルック・グループのチーフ・グローバル・エコノミストの「ボーモール氏は、『米国は外国から安全な避難先とみなされて資金が流入してもおかしくないため、金利が下がり、ドルは強くなる展開もあり得る』との見方を示した。」と記事が締めくくられています。

腹黒い国際金融スジの現実は知っておくべき

どうですか、国際金融の現場というのは、こういう腹黒いとも言える思惑で成り立っているということだと、我々も覚悟しなければなりません。

日本のマスメディアはいつも言うように全く信用できませんので、国民、あるいは個人投資家は、自分たちで情報を精査して、日本の行く末を少しでも良き方向に向かわせて行きたいものです。
そのための投資活動だとも、思います。



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