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「グローバリズムとナショナリズム」/世界で起きている現実の大構図

19世紀以来、世界で起きている事柄は、グローバリズムとナショナリズムという大きな構図で見ることができます。
そのことは、本ブログでもいろいろな形で紹介させていただいています。
例えば、米国のベストセラーとして紹介しました、ヨラムハゾニーの
「ナショナリズムの美徳」(東洋経済新報社)に明確に記されています。

これなどは、近年米国民の意識の覚醒に大きく寄与したものとも言われています。
これは、グローバリズム側に対する、ナショナリズム側の考え方を提示したものですが、グローバリズム側からも多くの著作が出ています。それらは、ここでは掲載しませんが、ジャックアタリ、ブレンジンスキー、キッシンジャーやロックフェラーなどなどこれまでの世界を動かしてきている国際金融スジのそうそうたるメンツによるものがあります。

この大構図は明確に対立概念であり、現実政治の中で今対立構造を形成しています。ですので、今後においても非常に重要な構図ですので、出来るだけ多くの方に理解、把握しておいてほしいと思っています。

近年、日本の国益の視点から、この構図に基づいて情勢分析を重ねていてくれる方に、馬渕睦夫さんがいらっしゃいます。
様々な著作を世に出されており、本欄でも紹介しています。

などなどです。

馬渕睦夫さんは、youtubeのチャンネルもお持ちですので、紹介しておきます。

私は、もう30年ほど前から、世界情勢やその背景としての歴史、日本の国益に関して意識して情報に振れるべくしてきました。
渡部昇一さん、谷沢永一さん、中西輝政さん、岡崎久彦さん、今村均さん、渡辺惣樹さん、福沢諭吉さん、江藤淳さんなどから多くのことを学びました。
最近リアルタイムで我々に呼びかける形では、やはり馬渕睦夫さんが飛びぬけてその論説が参考になりますし、好奇心を刺激してくれ、そして何より、日々の生活や行動を律して日本を良くしていこうと心から思わせてくれる方です。

大切なことは日本の国益であり、今まであまりにも国益が軽視されてきまた益々軽視する方向に向かおうとしていることを危惧するがゆえにナショナリズム側に重心を移す必要があり、国益を守り国益主軸とすることが結局国民を豊かにし、仕合せにすることだということが良くわかってきました。

その国益視点の論説というのは、今のマスメディアでは全く期待できません。かれらは歴史経緯の上からも、実質的支配構造の上からもグローバリズム側に与しており国民の利益を代弁するシステムに立脚していません。むしろ国民の利益と反対のことを宣伝する機関です。

そのことを社会の中で責任ある仕事しようとし続けてきた方々は、何も知らなくても気づいておられることと思います。

是非、馬渕睦夫さんの著作やyoutubeでその謦咳に触れていただければと、切にお願いしたいと思います。



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