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「認知の歪み」の解決策は、チームで戦う!

「個別最適化の学び」が、
子ども達の予測困難な時代を生き抜く力を
養っていくために、必要不可欠だと言われ、
様々な実践がなされています。
実践例としてはICT活用のAIドリルの活用や
自主学習などでしょうか。

ただ、個別最適な学びの
スタートラインに立てていない子どもが
一定数いるのは確かです。

集中に欠けたり
学習に対して意欲が低下していて
そもそも授業に前向きに臨めなかったりすると、
そもそもの学びが成立しません。

現在、
通級指導教室担当として
逆交流をしており、
様々なクラスに支援に入っています。

その中の1つのクラスは、
数人が学習に参加せず、
私語を繰り返す状態でした。
いわゆる授業妨害です。
卑猥な言葉も当たり前のように
授業中に発言する有様です。

これでは、
個別最適な学びに向かうことができません。
特別支援教育の知識をもとに、
授業中に集中して参加できない子ども達の
その背景要因を探ろうとしました。
しかし、明らかに感覚面で
敏感さや鈍感さは見られません。

ただ一つ
私が気になるのは
認知の歪みです。
「この先生だったら、授業中はふざけていいや」
「周りがやっているから、自分もふざけていいや」

という不適応行動が起きている現状です。
誤解を恐れずに言えば、
「分かっててやってる」
「周りと目配せしてやってる確信犯」
と言うのが私の見解です。

じゃあ、どうする?

大切なのは、チームで対応することです。
個人でそれぞれの考えや思いで対応しても、
効果は表れないでしょう、

すぐに思い浮かぶのは、
厳しく指導することです。
実際に前任校で私のクラスが
このような状態に陥った時も
私や教務主任が厳しい指導を
繰り返し行いました。

一時は静まりますが、
再発しては指導するのいたちごっこ。
認知の歪み自体を解消するのは
厳しい指導では無理だった経験があります。

一朝一夕で行動変容を促すのは難しいでしょう。
しかし、
チームで対策を協議する。
繰り返し行動し、結果をフィードバックする。
再度対策を協議し、行動する。
学校全体で対策を講じることで、
きっと良い変化は見られると断言します。

個別最適化の学びを実現するために、
「認知の歪み」への対策は
チームで戦うことです!
ぜひ、私もチームの一員として
通級指導教室担当として戦っていきたいと
思います。

今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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