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ある日突然、糖尿病との戦いが始まった2

(・ω・)......
糖尿病?

正直、お医者さんから出た言葉に腹が立ちました。

家に戻ってからも

「何で自分が糖尿病?」

「いや、ただ足を治して欲しかっただけで」
「しかも酷い数値?いくら何でも言い方ってものがあるでしょうに」


はい。完全に逆恨みです。ご免なさい<(_ _)>

腹を立てる相手が違います。
それは自分でしょうに!ヾ(-д-;)

(放心状態でしたから直接は言ってません。ヨカッタ)
 
その夜は、いきなり自分のレベルが落ちたような、自堕落の烙印を押されたような、社会的にヤバいレッテルを貼られたような気がして、景気よく腫れた足を見ながら完全に意気消沈していました。

この時、突然気がついた事がありました。
私はそれまで「糖尿病」をそんな風に認識していたという事実です。

「糖尿病は自己管理が大事です」

「合併症にならないよう気をつけましょう」

巷でよく見かけるスローガンに

「自分には関係ないw」

「自分ならその前に上手く回避できるw」 


私は今まで「糖尿病」をそんな風に考え、「糖尿病で苦しんでいる人たち」をそんな風に見ていたのでしょう。


それまで全く自覚もなかった。
でもその時初めて気がついたんです。
もう、これは自業自得なんでしょうね。
当然の帰結というやつです。
完全に凹みましたよ。いろいろと。

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結局足の腫れは
【蜂窩織炎:ほうかしきえん】
(蜂窩性組織炎)
というものでした。
皮膚の下の蜂窩織と呼ばれる部位が細菌に感染し、炎症を起こす病気。治療せずに放置すると、細胞壊死が広がってしまい、壊死性筋膜炎や菌血症を引き起こして生命の危険を伴うことがある。血糖値が高く、免疫力の低下しているときに発症しやすい。
(先生は詳しく教えてくれなかったのでネットで調べました)

医「これはね、普通の人は滅多にかかる病気じゃないんだよ。」
医「しかも、けっこう進行しているので、場合によっては切開するかもしれませんよ」
(・ω・)......エート...


それはそのうち
発熱や体のだるさも酷くなってきて、すぐ抗生剤の点滴投与と安静を指示されました。


どうも病院に行く前、しばらく様子を見ているうちに炎症は皮膚の深いところまで広がったらしく、重症化一歩手前だったらしかったです。
様子見というのは、病気に関してはあんまり得策じゃないなって事を痛感しました。

これが糖尿病由来の壊死によるものであるなら傷口があるはずですが、今のところ傷口が見当たらず、感染経路がはっきりしないのが不気味だとお医者さんがつぶやいていたのが未だに耳に残って離れません。

今まで大きな病気など無縁の人生で、点滴すら生まれて初めての経験で、 私はさらに凹んでいました。

しかも糖尿病は一生闘病と聞くし。

不治の病って事?
なんてこった。
orz
2018年7月2日 記録

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痩せてはいないが目立って太ってもおらず、これまでの人生自堕落な生活だったという自覚もなく、そりゃ結婚後には幸せ太り的な意味で体重の多少の増減もあったけど、長いこと中肉中背、普通の人を絵にかいたような自分が何故?
こんな風に考えてました。
自分にとっては正に晴天の霹靂。

(・ω・)〉病気発覚が5月の連休明けでしたから、もう2ヶ月後にブログ書いてますね。それまでブログどころか文章自体を書かない人生でしたから、えらい心境の変化でした。
病院の帰りにそのまま本屋に行って関連本を買ったりしてました。
ネット情報も徹夜で調べました。でも医療関係の記事は
「糖尿病は怖い病気で〜」「糖尿病を予防するには〜」
中には「壊死した患部の写真」とかそんな記事ばかりで、読むほどに「コレじゃない感」が募り暗くなるいっぽう。
糖尿病を宣告され、足を引きずった患者が、今欲しい情報は中々見つけることが出来ませんでしたね。
例えばね、例えば
「こうすれば全部治る」
とかね。

その類のキーワードでヒットするのはちょっと怪しげな内容ばかりでしたし。熱は上がる一方だし。
もうどうしようかなって感じで。
(・ω・)/続く

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