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ルーネベリの日 Runebergin päivä 【YUKI】

久しぶりの投稿になります。キッチン番長のYUKIです。Moikka!

日本のフィンランド好きさんや、インスタグラムにはこの時期毎日のように溢れている冬のスイーツ「ルーネベリタルト」(通称鉄火巻)。

10月4日のシナモンロールの日に続き、今年の2月5日は盛り上がっている感がひしと伝わってきます。Hyvää Runebergin päivää!

詳細は、前述のひろろさんの記事に説明がありますので、割愛させていただきます。

このルーネベリタルトの材料は、バター、卵、薄力粉、砂糖、ジンジャーブレッドクッキー、生クリーム、アーモンドプードル、ベーキングパウダー、カルダモン。焼き上がりの生地にシロップをかけ、トッピングには鮮やかなラズベリージャムにアイシングとハイカロリー!

ちょっと食べるのを躊躇してしまいそうですが、百聞は一見に如かず!
2017年のフィンランドの旅では、ルーネベリタルトを食べるためにポルヴォーを訪れました。

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ポルヴォー川沿いには、木造の倉庫が並び旧市街は風情ある景色が楽しめる。

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Cafe Fannyのルーネベリタルト

ガツンと来る甘さでしたがスパイスが効いていて、他では食べたことのない複雑な味がクセになる。
ちょっと濃いめのコーヒーをお供にいただきたいスイーツです。

フィンランドでは、ルーネベリ氏の生誕を祝うスイーツとして広まったこのタルトは、ルーネベリ氏の奥様がクリスマスに残ったジンジャーブレッドクッキーを砕いて入れて考案したもの。
昔からフードロス対策を考えて作られているレシピだったんですね。


コーヒーを淹れたら、そろそろいただきましょうか。


先週のSuosikkisiのミーティングで、「YUKI さん、今年はどんなルーネベリタルト作るの~?」とメンバーにプレッシャーをかけられて作った私のルーネベリタルトがこちらです。

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ベーシックなマフィン型タイプ↑と、パウンドケーキ型を活用して2種類↓


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本当はストライプ模様にするつもりが、ジャムとアイシングが思うような硬さではなかったので、この仕様に(苦笑)


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ほんのりモカ味のアイシングをたっぷりかけて甘さが際立つ変化球もの。
深煎りコーヒーとの相性バッチリです!(ぶっつけ本番のため、あまり美しい出来映えではないですが)

今月健康診断を控えている私は、この茶色くて甘い誘惑に抗えませんでした(完敗)

今年みなさんのルーネベリタルトはいかがでしたか?

こうしてフィンランドの食文化にまつわるスイーツ作りは、いつの間にか私の楽しみであり、想像をかきたてる趣味の一つになっています。

さて、これから先のフィンランドの定番スイーツも春にかけて目白押しですよ~!お楽しみに(^_-)-☆


みなさん、最後までお読みいただきありがとうございました。
Kiitos (^^)/


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