2018年 23歳ブラジル留学 まとめ
暑い。暇にまかせて、ハッシュタグに便乗して2018年のふりかえり。なんとなく、よくあるネット記事風に目次などつけてみた。
目次
1.ブラジル人の恋人ができた
2.アトピー悪化
3.日記をかく習慣ができた
4.モダンダンスをはじめた
5. ジェンダー論に触れた
6. 読みたい作家さんができた
7.好きな画家をみつけた
8. 8年ぶりのパラグアイ帰国
9.ユバ農場に行った
10. ブラジルに来た
11. まとめ
1.ブラジル人の恋人ができた
一番うれしいことだから一番最初にでてきた。もともと、2017年の10月に4年間続けた不毛の恋を終わらせ、「じゃ、ブラジルで夫みつけてくるんで」等と送別会で言っていたのが、本当になっちゃたかな。
2.アトピー悪化
ああ大変だった。大変過ぎて、7月までの前半の写真が一枚もない。普通は留学って新鮮さのある前半の方が写真が多いんじゃないかと思う。日本から持参した薬がなくなり、うっかり何も知らず脱ステをはじめてしまった。脱ステとは、物議を醸しがちな抗炎症剤ステロイドをやめることをいいます。全身がただれたり皮がむけたり血が出たりを何回か繰り返して、今は少し落ち着いている。とはいえ、見るからにアトピーではあるんだけど。帰国したら本気で治す。
3.日記をかく習慣ができた
これはnoteのおかげ!もともとアメーバで書いていたものの、デザインが気にいらず。7月ごろにこちらに移行してからほぼ毎日つづいている。他の書き手さんのnoteが読めるのも好き。日記を書いて、出来事やおもったことを一度文字にすると、頭の中がすっきりして眠れる。
4.モダンダンスをはじめた
とにかくなんでもいから踊るところが欲しい!とオーディションを受け、研修生みたいな感じで大学のダンスカンパニーに入った。肋骨をしめること、肩甲骨をおとして二の腕を持ち上げること、足の裏を丁寧につかうこと、など、週に3回のレッスンで意識し続けたらからだが変わった。筋肉がつきました。質量や速さ重さなどを重視するところが舞踏と似ているなあと思ったら、そういえば舞踏はモダンダンスがベースのアイディアのひとつにあるんだったか。あたりまえだった。偶然にはっとするとともに納得。
5. ジェンダー論に触れた
高校生のときパラグアイ留学をして、「平等ってなんだ?」「幸せってなんだ?」「なんで同じ人なのにこんなに違うんだ?」と疑問に感じ、大学で1,2年のころは開発経済を中心に勉強していた。フェアトレード推進サークルにもはいっていた。それがだんだん、これじゃない感が強まり離れていった。多分、私はジェンダー論をやりたかったんだと思う。同じ人間が、社会やシステムによっていかに分断され意味を付与されるのか。ブラジルに来て、これから学べることが見つかってよかった。
6. 読みたい作家さんができた
本当に活字中毒である。なので、インターネットで発信している作家さんやライターさんをとにかく読み漁った。そんな中で、田口ランディさんを見つけた。瞑想やDIYについて発信しているところから興味をもって、生活を生きる場所にしているところに魅かれた。帰国したら一通り読む。
7.好きな画家をみつけた
5月に行ったサンパウロのピナコテカ美術館で、偶然に特別展を観た。女性画家のさきがけと言われている人。なんだかとても感動した。南方熊楠やシュタイナーのように、その人なりのやり方で宇宙を理解しようとする人々に、やたら感動するし何よりも面白いとおもう。
8. 8年ぶりのパラグアイ帰国
ついに!やっぱり死ぬほど暑かった。家族もとくに変わっておらず、静かな日常。公共交通機関は相変わらずよろしくない。楽しかった。パラグアイは初恋の人のような感じ。全然住みよくないし、不便なんだけど、初めての一人海外生活で、インパクトが大きい。私の人生に必要だったけど、もう一回はいらないかな。
9.ユバ農場に行った
たまたまこっちの雑誌で見てから行きたかったユバ農場。ほぼ自給自足の日系コミュニティで、生活と芸術を大切にしているところ。今、日記を書き起こし中。人間らしい生活って?何のために芸術があるの?それぞれができることをするということ、など、なんか発見が多かったです。
10. ブラジルに来た
最後になってしまった。上記の全部、ブラジルに来なかったら怒らなかったからね!留学という意味では、私はもう3回目で、とりあえず全部新しいものを受け入れようとするよりも、自分のやり方に現地のやり方を取り入れる、というやり方になってきていると思った。何もわからなかった10歳の時、アイデンティティを作る前の15の時、わたしができてしまった23の今、それぞれ留学に意味があったな。
まとめ
この一年は、「すなおになる」がテーマの一年だったように思う。恋人は私に出会って随分と彼自身が変わったというのだけど、わたしはそう思わない。変わったのではなく、いらないものを脱ぎ捨てて、より私になれた。これからのベースを作り直す時期だった。来年から、日本にかえって卒業して、どうなることやら私も楽しみ。飛ばしていきたい。
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