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6.18 きょうおもったこと

おみせやさんごっこ

大先輩というコトバはあっても、大後輩とはいいませんね。小後輩ともいいません。すごい後輩でしょうか、グレートな後輩でなく、だいぶ後輩です。あ、「だいぶ後輩」でいいのか。

その、だいぶ後輩。二ツ目1年目ぐらいでしょうか。派手さというより、落ちつきながらも、ふらがあり、ひょっとしたらどうにかなるかな。っていう男に、柳家寿伴という藝人がいます。

カレからは稽古を頼まれたり、こちらからも「これ演ってみる?」って稽古をつけたり、前座仕事の手伝いも随分としてもらいました。

この前の6.16 きょうおもったことでもおはなししたように、落語、噺はその落語家のものではありませんので、わたしのあずかっている噺を、カレに預けておいても心配はないな。といった感じです。

それで言うと、(入船亭)扇橋師匠からお稽古をつけていただいた、三代目桂三木助師匠の『加賀千代』なんかは、わたしから(春風亭)一之輔や(柳家)小はぜにわたり、よく帳面でも見るので、嬉しくなります。

そんな寿伴と、(林家)はな平のネットでの活動からWebショップのはなしとなり、そういえば、おれも最近立ち上げてさ、と話題は『司記商行』に移ったのですが、ひととおり見て、「師匠はここの商品を、ホントは手放したくないんじゃないですか」っ言われ、そうそうそうなんだよ。と思いました。

ホントは手放したくないものを売る店。

これが本業なら、たいへん商売がしづらい、しにくい店です。ここいらが、「お店屋さんごっこ」を自称する所以でしょう。

そのうち、多摩川からひろってきた石に、10000円ぐらい値をつけて並べておこうかな…なんて思っています。

なんてことない石とひきかえに、「この前シャレのワカル、粋な客がいてさ」などと言われてみるの、いかがでしょう。


書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。