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継ぎ足される深みカレー

継ぎ足しのカレーソース

神田神保町に店を構える。高級感のある店内で、絶品の欧風カレーが食べられるとしてカレー通や著名人も足を運ぶ名店『ガヴィアル』。

神保町の駅前に店舗はそびえ立つ。

ビーフ、ポーク、シーフードなど、カレーの定番メニューがそろっており、創業以来守ってきた継ぎ足しのカレーソースが評判。「一度食べると、また食べたくなる」と、その味の虜になる人があとを絶たない。

カレールーの製造方法

大鍋いっぱいの玉ねぎを1日かけてボイルし、ショウガ、にんじん、セロリや香辛料などを入れ、バターで12時間かけて炒めたペーストからつくる新しいソース。それを創業時から継ぎ足しているソースに合わせ、さらにその日の天候や季節に合わせて微調整をする。

使用するスパイスは28種類。食べてみると、まろやかで奥行きのある甘さのあとに、じわじわと辛さを感じる。甘さと辛さがいい具合に交じり合って不思議な味だ。『ガヴィアル』のカレーは「あとをひく」「クセになる」というお客さんが多いそうだ。

メニュー

ここ『ガヴィアル』はシーフ―ドカレーが有名。テレビでもシーフードカレーは紹介何度も紹介されてる。だけど、今回はベーシックな欧州カレーを堪能したいのでビーフカレーを注文。

欧風カレーはメニューによって、具だけでなくルーの味わいもかなり異なるから、選ぶのに慎重になる。見かけが似ていて、一見さほど変わらないように思えるかもしれないが、ビーフとポークではスパイス感が全く違うし、ミックスには魚介の旨(うま)みがプラスされ、肉だけのものとはルー自体の味わいが全然違う。どれも同じと侮るなかれ。

神田界隈の定番のじゃがいも

注文したら神田界隈のカレーショップではなぜかジャガイモがサービス品として提供される場合が多い。

食レポ

ビーフカレーが到着



「ガヴィアル」のカレーをひと言で表現すると、後を引くカレー。口に含んだ時のまろやかな甘みと、じわじわと主張してくるスパイス感、この甘さと辛さの調和がなんとも素晴らしい。

辛口を注文したが、甘さが先に来てその後にスパシスが効いて辛さがくる、王道の欧州スタイルのカレーだ。コクと深みがすごい。

ルーを飲むようにカレーにDropしてしまう。
お皿に着いたルーすら勿体なく感じる。



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