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フールペナルティ

猿人全開ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ🦍
サンシャインゴリラです🦍


以前、サブスクリプションビジネスと月額料金制度について物書きをしましたが、先一昨日のニュースを取り上げたいと思います。

フールペナルティとは、一定条件までは無料や安価なサービスでありながら、利用者の不注意や無知などからその条件を逸脱した際に、クソ高い売上やボッタクリ請求が発生するようなビジネスモデル、契約、仕組みのこと。

昨年12月から同社がドコモショップを営む携帯販売代理店に対し、アハモを前面に押し出して客を勧誘したうえで、高額な大容量プラン「ギガホ」などに誘導するように指示をしていたことが、東洋経済の取材でわかった。ドコモは事実と異なる説明をするように代理店に奨励しており、景品表示法違反(おとり広告や優良誤認、有利誤認)のおそれがある。

料金プラン「アハモ」の説明を受けたところ、いつの間にか別の料金プラン「ギガホ」の説明にすり替わっていた。という内容。

アハモは利用できる月間データ容量が20GB、5分以内の通話無料で月額税別2700円という内容だ。オンライン受付専用のプランで、ドコモショップからは申し込めない。

ギガホ、ギガホライトだとショップでサポートを受けられるが、アハモはショップでサポートを受けられない。マスコミが報道しているニュースでは、えげつない囮販売という形で通信会社が代理店に指示を出しているとの内容でニュースを書いている。

代理店はギガホしか申し込めないにもかかわらず、アハモを全面に押し出すのも変な話だ。
けれど、店頭にパソコンを置いてそこから申し込みをさせることもできなくはない。申し込みはどうやるの?って聞いてくる人が出てくるのは間違いないだろう。その対応で追われると本末転倒だ。聞いてくるその手の人たちはパソコンなんか満足に触れないだろうからだ。

アハモとギガホの関係は例えて言うなら悪役レスラーと善玉レスラーを一緒に抱えたプロレス団体。

悪役が目立ったんだろうな。

通信関係の「めんどくささ」と「わかりにくさ」をすっ飛ばし、すぐに新しいスマートフォンもしくは料金の圧縮を手に入れたいのならギガホ(善玉レスラー)を選ぶべきという売文句。
そして安さがウリの新料金プラン、契約関係のサポートなしのアハモ(悪役レスラー)が独り歩き。そしてマスコミが拾い上げて火の手を大きくしたことが一連の流れである。

代理店もアハモが安いから契約しろと客に説明するが、肝心の契約方法については説明すれば長くなる。そして話を聞いてすぐに契約ができるかといえばそうではない。手元にあるスマホからMyDocomoのサイトにアクセスする、IDとパスワードを打ち込むなど様々な関門をくぐり抜けられるかどうかは当たった客次第である。そして、来る客のほとんどはサービスを求めにやってくる人たちが多いから、売り上げの数字欲しさにスタッフはギガホを売らざるを得ないのだ。

別に誰が悪いか犯人探しをしているわけではない。ドコモも代理店も2つの料金プランについて一言も嘘をついていないからである。
IT企業や情報を売る会社と取引する場合は、端から端まで契約書を読んでおきましょう。めんどくさがる人には恩恵に与ることはできません。

売上ありきで商売している相手には、自分が必要な機能と出せる金額を伝えて、それに見合ったプランを提案してもらうより他はないのだ。
なに?このゴリラの話が長いって?じゃあ、4文字で伝えてやるよ


答えはこうだ

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