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試験はこうしてパスでき ぬ 

猿人全開!ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ
サンシャインゴリラでございます🦍

知人のホモ・サピエンスが今、試験勉強に取り組んでいてめちゃめちゃ悪戦苦闘している。

何年か前、宅建主任者を目指して仕事(不動産・金融意外の業種、飼育員とじゃれるのがシゴトさ)から帰って勉強しての生活をしていた。
休みの日はTACに行って、タダで受けられる模試で力試しをしていた。0円模試のことね。

結局受験で基準の半分も満たずして落ちたんだ。
再チャレンジもせずに、うすぼんやりな教養として頭の片隅にある不動産の知識がある。

試験勉強はこうして失敗する。

試験問題の解き方の流れは

頭の中に覚えたこと【知識】があって→わからない事と間違いを【理解】し→問題が出されたときに脳内の【検索】をおこない→そこから【正誤】を出す。

理解のフェイズで頭に予備知識前提知識がストックされていて、問題が出された時に頭が検索モードに入る。
頭の中でこれは当てはまるか、当てはまらないか、つなげていくんだけど問題は4択の所からさらにその答えを適用するか、不適用にするとかの話に、なっていくわけだ。

設問が「正しいものを挙げよ」「間違っているものを挙げよ」「正解はいくつあるか」「間違いはいくつあるか」とか。

そこで消去法を使ったりとか、明らかな不適合に対して×にするとかさ。

そうやって自分の頭の中で考えているんだけど邪魔が入るんだよね。

勉強とか試験の訓練(ヤマ張るとか知識を試験日に持ってこれなかった)ができない奴の頭の中には、アキネイターみたいな奴が1人どころではなく3+n人くらいいて、『部分的にそう』『はい』『たぶん違う そうでもない』だの囁いてくるんだよ。頭があーでもねえこうでもねえと。

試験で引っかけ問題に悉くぶちのめされることになったんだ。

・知識の想起はできるんだけど、問題文の「どこからどこを思い出してどこに正誤を当てはめるに相応しいか」考えることがわからない。

・過去問をやり込みすぎて上澄みの正誤判定だけ判別するようになり、問題を理解している気になってしまっている心理状況に陥る。
例:同じ内容の問題でもレトリックが変わったり、回答の設問が「間違っているものを挙げよ」とか「合っているのはいくつあるか」と、回答のレトリックが変わるだけで頭が処理落ちする。

・問題を見て知識の引っ張り出し(思い出すこと)ができずに問題に主導権を引っ張られる。

誤であるから「誤」 正であるから「正」
みたいに思わされる「出題者のイエスマン」から抜け出せない。

以上、試験勉強の失敗について振り返ってみました。

宅建に落ちてからは、勉強のやり方を改めて別の国家試験に何種類か挑戦しましたよ。
4個中3個受かったからまあーよしとするか。

-終了-

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