【ついたて将棋】初級者から上級者まで使える飛車先の歩を突きまくる戦法を解説

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ついたて将棋をやっていて簡単でよくある戦法の一つに「とにかく飛車先の歩を突き続ける」というものがある。普通の将棋でも飛車先の歩を突くというのは自然な戦法なので、思いつきやすいものの一つだろう。

初心者から上級者までこの戦法を指す人はいる。この戦法の強いところは自分が先手であればこの歩突きを受ける手段がほとんどないということだ。

もしもこの成った2三の歩を何か取り返されたとしかたら、ほぼ確実に飛車で取り返すことができて、かつその飛車が取られることもない。自分が先手であればこの歩が成るまでにかかる手数は4手。確かめてみれば分かると思うが、その間に2三の地点に2枚の駒を効かせるのは物理的に不可能なのだ。先手でこの2三歩を取り返された時は飛車か銀か金のどれかだろう。なので、上級者はほぼ取り返してくることはない。(こちらが先手の場合のみで、後手の場合は取り返してくる可能性があるので注意)

ここで悩ましいのが、この2三の歩を取った後のと金の処遇である。

次の手として考えられるのは

●3ニと
●1ニと
●2ニと
●2ニ歩打
●3三と
●1三と
●2四と

と言ったところだ。あるいはここで玉をどこかに逃すとか、角道を開けるみたいな一手もあり得る。

一つ一つの手の特徴を考えてみよう。

●3ニとのケース

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これは割と積極的な一手だ。相手が3ニ金と上がってきていれば金と歩の交換ができるものの、と金を失って攻めの拠点が無くなるデメリットもある。ただ、相手が角を2ニのままステイしていれば、3ニとで金を取って同銀、2ニ飛成で角を取って取り返されないという大成功のシナリオもあり得る。

3ニと、とした時に何も駒が取れないパターンもあり得る。そして読まれて3ニのとが取り返されるとせっかく手数をかけて歩を成り込んだのに勿体ないことになる。そういう意味では3ニとは積極的でありつつも、リスクを孕んだ一手だ。

また、3ニとが入った時点で王手がかかるケースがある。相手が4ニ玉などとしているケースだ。これは3ニとが入ったことがバレバレで当然取られる。これも痛い。

●1ニとのケース

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やや予測されにくい1ニとの攻め方。相手の玉からはおそらく遠ざかるので攻め方としては少し消極的。ただ、次の2一とが魅力的。桂馬を狙うこともできるし、2一の地点を守ることのできる手が3ニ銀か2ニ飛の2択くらいしかないので取られにくい。たまに1ニとが入った瞬間に1ニ香で取ってくる人がいる。

桂馬が3三桂で逃げて、かつ3一にいた銀を4ニに逃し、4一の金を5ニに逃している場合とかだと何も取れずに地道にと金を動かすみたいなこときなるケースがある。そうなるとこちらの攻めが遅い。

●2ニとのケース

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これは素直な1手。元々いた場所に角がいるだろうと、と金をストレートに入っていくのだ。私の感覚だが、初級者の場合は大体角を逃していて、上級者は意外と角を2ニの地点にステイしていることがある気がする。そんな素直には来ないだろうと。

しかし、この2ニとは一番読まれやすい一手かもしれない。指していると2ニとが入った次の手で取られることがかなり多いからだ。2三歩成→2ニにいた角をどこかに逃げる→2ニと→2ニ銀みたいなパターン。一回逃してから、同じ場所に駒を戻せば相手の攻めを逆用できる。非常に多いパターン。

だから、次の一手パターンで2ニに角があるかどうか調べるやり方もある。

●2ニ歩打のケース

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これもよく見られる手で、ここに歩が打てなければ大体そこに角がいるというわけだ。それが分かったら素直に角を取ってしまっても有利だと思う。ただ、そこから相手の反撃も色々考えられるところではある。欲張るならば、1ニと、2三歩打と溜めてから満を辞して2ニ歩成とするような指し方もあるが、そこまで手数をかけると失敗することも多いので注意。

●3三とのケース

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これを指す人はおそらく少ない。もしかしたら相手が角を3三に逃げていて、角を取れることもあるかもしれない。しかし、相手が角道を開けておらず3三の歩を取ったことがバレて取り返されたら凄くもったいない。相手が1四歩、1三角としていて3三の歩を動かしていないケースもよくある。今画像で示しているように何も取れなかった場合はいいポジションにと金がいると主張できるかもしれないが、3三桂と上がってくることも多く、取られやすい位置だ。あまりお勧めはしない。

●2四とのケース

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これは保守的というか、手堅い感じの一手。2四にと金を下がっていればすぐに取り返される可能性は低いだろう。攻めとしては遅くなるものの、ここを拠点にと金を増やしたりして、右辺を制圧し、入玉を狙うような指し方もあり得る。攻めというよりは守りの意味合いが強めの手かもしれない。

●1三とのケース

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これも3三と金と同様に指す人はあまりいないであろう一手。たまに1三に上がっている角が取れる。ただ、大体は相手の歩を取って香車などに取り返される。そうなるとせっかく作ったと金を失ってしまうし、相手の歩を切らすことで自陣にいきなり1八歩などと打たれて駒を補充されるデメリットもある。あまりお勧めしない一手。

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今日の一言

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正確な体重の測定であれば朝起きてトイレに行ってそのまま測るのがいいので、次の目標はそれを基準に立てようと思うけど。もう一踏ん張りたくさん食べないといけんな。あるいはプロテイン飲む回数を増やすか。

ひとまず腕立て伏せだけやってるので、下半身のスクワットとかの種目も一緒にやろうかな。




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