将棋の棋譜の著作権は非常に微妙な問題

将棋の棋譜の著作権

将棋の棋譜に著作権があるのかないのかということは長年議論されてきた。

基本的にはないものだろうと考えられている。例えば、将棋と似たようなゲームの一つにチェスがあるが、国際チェスの棋譜は完全に著作権フリーだ。

ところが、日本の将棋の場合はそれが著作権であるのかは分からないが何らかの権利が存在している。

日本将棋連盟は過去に棋譜に関する声明を出し、「棋譜はスポンサーと連盟の共有の財産」というフワッとした表現をしている。

そして、将棋にはさまざまなスポンサーが開催する棋戦があるが、それぞれに細かく棋譜に関するルールが定められている。(公表されていないものもあるが)

例えば、まず棋譜をYouTubeの動画で解説したり、ブログなどに掲載する場合は連絡して許可をしてくださいと。そして利用料を払わなければならないことになっている。

他にも「3図までは使用が可能だが、それ以上は不可能です」だとか、「対局から3ヶ月は利用禁止です」なんてものもある。

棋譜に権利がないものだとすると法律的にはこのような主張がどうして保護されるのかは不明だ。

現在無断で棋譜をアップロードして広告収益を得ている人たちに対して裁判を起こせば、棋譜の権利がどこまで認められるかは明らかになるが、長年訴訟は起こされずに放置されている。

連盟の指示に真面目に従って利用料を支払い、許可を取っている人たちはいい思いはしないだろう。許可も取らず、利用料も払わない人たちが自由に棋譜を使って、自分は制約されているのだから。

それでも連盟やスポンサーが訴訟になかなか踏み切れないのは裁判で棋譜に関する権利が何もないことが判明してしまったら、今までのように利用料を請求することや利用を制限するように主張することができなくなってしまう危険があるからだろう。

特に棋譜を解説して利用したいなどとはそこまで思っていない私としては静観しているが、長年決着の付いていないこの問題が裁判などではっきりしてほしいというのが個人的な気持ちだ。

今日の注目ニュース

まぁ、このニュースを取り上げられて何かコメントを求められれば「非常識ですね」としか言えないが、騒がれすぎだと感じる。1週間も経てばまた別の炎上案件が出てきてそこに話題は移っていくだろう。最近はSNSで簡単にコメントができるので、そういうことの繰り返しだ。

現在の状況としては全国的に感染が広がっており、どうやら変異ウイルスのデルタが想像以上にに感染力が高いということが分かってきている。ただ、こうした報道を不安に思う人がいる一方で私の友人など周りを見渡しても普通に旅行などを楽しんでいる人は沢山いて、危機感の温度差は激しい。

結局のところ、まず自国を優先するのは当然のことだ。有効性が桁違いに高いmRNAワクチンはやはりこの状況を打破するためのキーアイテムで、日本国内でもいち早く接種がしたいと思う人も多い。ワクチンの日本国内での生産に関しては以前モデルナがアジアを拠点として生産できるようにするとの報道もあったが、なかなか続報が上がってこない。

既に一部の国では入国者にワクチン接種証明を求める所があったと思うが、アメリカも例外ではない。今ワクチンを怖くて打てないと言っている人たちは将来的に海外旅行をしたくなった時、接種証明がないから無理だとなればどうするのだろうか。アレルギーなどで不可能な場合は接種証明が無くてもいいなど、その辺の線引きも難しそうだ。

スターバックスのカフェはどこに行っても気持ちの良い接客をする店員が多くて素晴らしい。そのため、割とスターバックスで働きたいと思う人は多いように感じる。店員の髪色やドレスコードを自由に認めるというのは今の時代にピッタリだろう。店員に信頼のあるスターバックスだからこそできる取り組みのようにも感じる。

これは凄く便利なサービスだ。コロナの感染症対策に留まらず、大事な人との食事の約束などではしっかりと店の雰囲気もチェックしておきたい所だ。料理の写真だけではどんな感じなのか実際の店内の様子ともギャップがあるだろうし、その辺を事前にリサーチできる。また、単純に空いているお店を探すのにも役立つ。

謝辞

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今日は特に五輪で見る競技はなかったが、チラッとスポーツクライミングを見た。

ボルダリングはやったことがあってかなり楽しいスポーツだと思うが、スポーツクライミングもなかなか見応えのある競技だと思った。

かなり高いところ、かつ斜度も厳しい場所を登っていくのを見守るわけだが、落ちてしまわないかどうかハラハラしながら見守るので緊張感がある。

おそらくああいう競技を見てボルダリングに興味を持ち、始めてみるという人もいるだろう。

ややマイナーだったスポーツの面白さが認知され、スポーツを楽しむ人が増えることはオリンピックの大きな良さの一つだと思う。

という感じでまた明日ー



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