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未開封20年以上の精油を開封しました

アロマ関連の整理中に未開封のため捨てるのも躊躇して20年以上保管していた精油

ティスランドインスティチュート(アロマテリ)で「精油の酸化と品質保持期間」を学んだのをきっかけに開封してみることにしてみました

精油の理想的な保管条件と品質保持期間

精油は1〜4℃の低温での保管が望ましい
光と空気との接触をできるだけ減らす
概ね開封後1年が目安(精油の品質や保管状況が影響する)
*酸化が進みやすい精油もある(かんきつ系など)

光と空気の接触はほぼ無かったのですが、常温で20年以上経った精油
引っ越しや家の中の移動で横になったりしてると思います。

ハーバートハウスオリジナル精油 24年前くらい

ローズマリーは外見に変化はありませんが、7分目くらいまで減少しています。
独特のスッと抜ける香りはなく全体的に香りは薄く酸化(酸味?あり)しています。
 
スイートマージョラムは液漏れで半分以上減少しています。開封直後は結晶化しカサカサしていたのですが、保管場所より気温が高いのか液化してまったりと香りを放ってます。

ハーバートハウスオリジナルの精油
スイートマージョラム精油 開封直後の液漏れの結晶化

ロバートティスランド精油、やはり20年以上経っています。

ティスランド精油 初期デザイン

(ゼラニウムは講習用の目印でシールがついていますが未開封です)
ローズマリーとローマンカモミールの量が7分目まで減っていますが他は目立った変化はありません。
キャップ内側は原料植物の色はついています。
香りは酸味などなく濃厚のような感じがします。。(ホホバで希釈されたネロリだけ酸化した香りになっています。)
ローズウッドは木部から抽出されているものです。とてもいい香りがしています。
 
ロバートティスランド精油の方が蓋がとても硬く閉まっていました。

角が取れて丸みを帯びた印象

今回意外だったのは同ブランドの正常な状態との比較ができませんが「悪臭」という変化ではなかったこと。

「人間の老化にも通じるところがあって面白い」
このようなお言葉をいただきました。

もちろんこの精油を使用することはありません。

唯一 木部から抽出したローズウッドの濃厚な香りは自分だけで楽しみたいと思います。


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