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『世界一キライなあなたに』から学んだ人生が豊かになる行動

※この記事は、『世界一キライなあなたに』
のネタバレを一部含みます。

相手のためと言いながら、本当は自分のため。

青年パトリックは、まさにぼくのことだった…

映画『世界一きらいなあなたに』
衝撃的なラストだから、観て欲しい!

と、かなちゃん(パートナー)におすすめされて観てみました。

あらすじをAmazonから引用

舞台はイギリスの田舎町。ルイーザ・クラークは、
お洒落をすることが大好きな26歳。 

ある日、働いていたカフェが閉店することになり、
突然職を失ってしまったルーが新たに得た職は、
バイクの事故の影響で車椅子生活を余儀なくされ生きる希望を失ってしまった、
ウィル・トレイナーの介護兼話し相手をする、期間6か月の仕事だった。

 最初はルーに冷たく当たるウィルだったがルーの明るさが、
ウィルの頑な心を溶かしていき、やがて2人は心を通わせ、
互いが最愛の存在になっていく。

しかしある日ルーは知ってしまう。
ウィルが決めた「生きる時間」があとわずかだということを・・・


よくあるラブロマンスではなく、
尊厳死という重いテーマのある物語です。

恐らく、多くの人は、
尊厳死や、ルイーザとウィルの気持ちの変化について考えさせられると思います。

このように、あらすじ通りに観ると、
感動できるとっても素敵な映画です。

しかし、ぼくは

ルイーザの恋人、パトリックが
裏の主人公だと思ったのです。

パトリックは、トライアスロンに挑戦
する向上心のある青年。

ルイーザの誕生日には、

パトリックと刻まれたペンダントをプレゼントしたり、2人で行く旅行は、
自分のトライアスロンに出場すると兼ねて計画を立てたり。

ルイーザのことを大切にしているはずなのに、
ルイーザの気持ちは次第にウィルへ。

パトリック可哀想…
なんでこんなに頑張っているのに、
報われないのだろう。

最終的に
パトリックはどうなったのだろう?
というか、なんでこんなにパトリック
が気になるのだろう。

考えてみる。

そうか!自分と似ているんだ!

パトリックと書いているペンダントなんて、
オシャレなルイーザが付けたいと思う訳がないし、
トライアスロンの付き添いではなく、
思いっきり旅行を楽しみたいはず!

一方ウィルは、

ルイーザの好みに合う、靴下をプレゼントしたり、
踊って楽しませたりと
とにかく、ルイーザを思って行動していた。

パトリックは、自分を喜ばすため、
ウィルはルイーザのため。

そして、自分は、
今まで人に対してパトリックのように接していた。。。

パトリックは、相手のためと思って行動しているけど、
実は、自分を満足させるための行動をしているんだ!

これに気づいたとき、
自分のことが恥ずかしくなった。

もちろんパトリックもルイーザを喜ばしたい!
という気持ちも沢山あると思うけど、
深層心理は、自分のためだったかもしれない。

ぼくは、かなちゃんを悲しませてしまったとき、まず第一声に、
「だって、こうだったから!」と言い訳をしてしまうことがあります。

でもそれは、自分を守っているだけ。

自分が一番に大切にする人が、悲しんでいる。

なぜ悲しんでいるのか?
今どんな感情なのか?

寄り添うことができていなかった。

トライアスロンに出場するくらい体の強いパトリックと、事故で車椅子となり、
自暴自棄にもなったウィル。

対照的な2人だが、

本当に心が豊かなのはどちらだろう?

人が決めることではないですが、
自分はウィルのような人になりたい。

自分のためではなく、大切な人のため。
それは、パートナーだけでなく、

仕事や友人関係でも同じことではないだろうか。

人を思いやることで、
良い仕事ができたり、パートナーシップが
深まり、人生が豊かになるのだと考えさせられました。

かなちゃんとベッドで話して
この結論に気付きました。
(寝る前にこういう話が多いです🤣)

でもパトリックがいたから、
自分の気持ちに気づくことができた。

ウィルの良さが引き立たせることができた。

そう思うと、パトリックの存在だって愛おしくなってくる。

映画では最終的にどうなったか分からないけど、幸せになって欲しいと願う。

このように感動もできるし、考えさせられる映画です。

ここまで読んでいただき

気になった方は今ならAmazonプライムで無料で見られるので、
ぜひ観てみてください。

では、また!

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