17/31 注意する時の注意点①

サンライズの宮城です。

弊社は独自の人材育成制度がありまして、
入社して2ヶ月でマネジメントする側で
仕事をする事も少なくありません。

個人の仕事はすんなり出来ても
指導する側になって困る人も
結構います。

大前提、
求めるべき事を求めて無い。
これじゃダメですね。

多分、指示・指摘するのは
偉そうで抵抗があるという
感覚もあると思いますが、
偉いから、すごいから
指示・指摘をするんじゃなくて、
上司としての「役割」として
行っているという認識が大事です。

なので言うべき事は言いましょう。

その中で、部下への求め方で
失敗するんですが、
失敗のパターンは多くありません。

1つは「タイミング」です。

緊急性のない事であれば
本人が受け入れてくれるタイミングで言う。

話はそれますが
柔道の世界にも技術があって
「技」と「術」って
分けて考えるらしいです。

「技」はいわゆる
背負い投げのうまさ、
大外刈りのうまさみたいな
まさに「技」そのもののうまさ。

マネジメントで言うところの
伝え方とか言葉選びですね。

僕の体感ここはあまりミスりません。

一方「術」は何を指すか、

「タイミング」です。

このタイミングでその技かけられたら
そら倒れるわーみたいな。

阿部一二三選手なんかは
「技」もさることながら
「術」、「タイミング」が
絶妙にうまいらしいです。

膝カックンで考えると
分かりやすいかもしれません。

膝カックンのやり方に
上手い下手はありませんが
タイミングの問題ですよね。

相手に狙ってる事がバレてると
絶対にカックンする事はできない。

この「術」「タイミング」を間違えてる
管理職の人を何回も見てきました。

「こう言おう」だけじゃなくて
「こう言ったらこうなるな」
まで考えて、

受け入れてくれそうにもなかったら言わない。
受け入れてくれそうなら言う。

ウチから最短(11カ月)で独立したスタッフにも
入社時から伝えたい事があったんですが
「今言ってもわからないだろうな」
と思って自分の中に留めてました。

それを2か月後の海外研修の最中に
「ここや!」と言うタイミングで伝えました。

今でも彼はその時の事を
よく覚えてくれています。

あくまで緊急性のないことに限りますが
「術」を意識してみてください。

2つ目は明日で。


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