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この一年の変化と、これからについて


はじめまして、株式会社サンプラックスのメンバーが交代で綴っていくこのNoteのトップバッターをつとめます。山本です。

早速ですが、サンプラックスはイベント制作会社です。会社もイベント業界も、このコロナ渦で大きく影響を受けて、様々なことが変化しました。僕たち自身の働き方も大きく変わりました。そして働き方が変われば、生活全体もシフトします。というわけで今回は、この一年の変化の中で、気づいたことを書きます。

■ 自宅周辺の再発見

在宅勤務メインなので、自然と家のまわりの環境に意識が向かいます。仕事に集中できるいい感じのカフェも見つかりました。通勤時間はランニングや散歩に当てられるので、新しい道を走ったり歩いたりしています。散歩中に知らなかったお店や公園も発見できる。

在宅勤務がベーシックになってくると、今後は住宅地のあり方も変わっていきそうです。住宅地としての機能がメインだったエリアに、ビジネスの要素が入ってくる。ビジネス街、住宅地という境界線がもっと曖昧なものになってくるのではないかと思います。

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          カフェで仕事することも増えました


■コミュニケーションの方法が多様化した。選択肢が増えた。

クライアントの打ち合わせや、会社のメンバーとのコミュニケーションもオンラインがメインになりました。それにともなって、会議の進み方も変化しています。

・オンラインコミュニケーションの特徴
オンラインでの会議は、アジェンダに沿って、結論に最短距離で目的に到達しやすいです。基本的に視覚と聴覚だけのコミュニケーションなので余計なことが削ぎ落とされたコミュニケーションになります。脱線する話が少なくなるので、効率的ですね。その反面、予定調和的な話に終始して、新たな気づきは起こりづらいかもしれない。

・リアルでのコミュニケーションの特徴
それに対して、実際に顔を合わせての会議は、脱線しやすいです(笑)。場を共有してのコミュニケーションは情報量が圧倒的に違います。また非言語情報が増えるので、その場での気づきが増えることが多いです。実際にその場の空気を震わせ、温度感や熱量がダイレクトに交流されると、アイデアや気づきは生まれやすくなるんだと思います。

どっちが良い、悪いではなく、これからは、目的に合わせて会議の方法を選んでいくことになるのだと思います。決め事の確認はオンラインで、新しいことをスタートするときには顔を合わせて。大事なことはそのコミュニケーションの差を楽しむことですね。

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       オンラインが増えると植物を置きたくなります(笑)

■ほとんどずっと東京にいる、あるいは旅についての考察

仕事でもプライベートでも、今は東京近郊を離れることがほぼありません。出張もなく、毎年行っていた社員旅行も今年は断念。旅好きにとっては、厳しい状況です。しかしそんな今、旅そのものの価値を考えるいい機会です。

先に述べたように、自分の生活圏内の近くを再発見することもまた、新たな旅の形になっていくと思います。マイクロツーリズムという言葉も注目されはじめています。これまで、点と点で移動して、観光地での消費メインだった旅から、移動そのものを楽しんでいく形へシフトしていく気もしています。旅のあり方も今後大きく変わっていきそうです。もちろん海外も恋しいですが。。。

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             ハワイ行きたいな〜

以上、この1年の変化をまとめてみました。弊社はイベント制作会社なので、世の中の影響をダイレクトに感じます。

しかし考えてみれば、イベントというのはそもそも予測不能な事の連続です。不測の事態というのは、ある意味ではイベント会社の真骨頂が発揮される状況。ここから明るい未来を作るためにはどうしたらいいのか。そんなことを考えながら一つ一つ丁寧に仕事をしていきます。



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