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お茶の映画を観ました

最年少・和田に続きまして、茶所・静岡県出身の長谷川が、「お茶」をテーマにお送りします。

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先日、オンラインでお茶の映画を観ました。

映画の感想と併せて、ここ最近のお茶の楽しみ方などをご紹介します。
ちょっとお茶飲みたいな、と思っていただければ幸いです。

■茶畑が美しい

♪夏も近づく八十八夜~
と、茶摘みの歌にもありますが、
この時季になると、その年の一番初めに採れたお茶が出回りはじめます。

私の地元では、お昼に流れる防災無線の鐘が『茶摘み』に変わり、
新茶を売り出す折込チラシが賑わう、そんな季節です。


さて、八十八夜に公開となった、ドキュメンタリー映画『ごちそう茶事』。

映画では、お茶農家や茶商、お茶の淹れ手まで、
全国各地の様々な方の言葉を通して「お茶」ができるまでの過程や、お茶に懸ける想いを知ることができます。

丸の内朝大学あたらしい日本茶クラス」の講師として、お越しいただいた
高津さんが脚本・プロデュースを務められていることもあり、公開を心待ちにしていました。

とにかく茶畑が美しかった。
お茶ができるまでのすべての工程がこんなに美しいのかと。

山の斜面に広がる茶畑、刈り取られるお茶が揉まれて乾燥され、茶葉になるまでの過程、お茶を淹れる一滴まで。

もちろん、茶畑は何度も見たことがあります。
でも、そこに感動を覚えたことはなく、なんてことのない風景でした。
製造過程も本で読んで知ってはいるものの、刈り取られてお茶になるまで、映像で見るととてもダイナミックに感じました。

映画を通して、私が見ていた茶畑はこんなに美しかったのかと、
お茶の見方が大きく変わりました。

オンラインでは、時間内に何度でも見られるので、思わずもう一度見直しました。

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映画は、お茶とともに自宅で楽しみました


■お茶は楽しい

丸の内朝大学で、日本茶クラスを開催したのが2020年春。

クラスを作るなら、ある程度知っておかねばと、
色々調べてお茶のワークショップなどに参加するうちに
味わいの違いや楽しみ方の幅広さが楽しくなり、家に茶葉が増えていきました。

失礼ながら、お茶はたいてい同じ味がするものと思っていましたが、
産地や品種、蒸し方、火入れの具合などによって、全く味や香りが違うのです。

色々飲んだ結果、やっぱり地元のお茶に落ち着くのですが、
気分によってお茶を変えたり、食事に合わせてみたりと、楽しみ方は無限に広がります。

茶葉を捨てるのが面倒な時は、ティーバッグが便利だし、
ティーバッグすら用意するのが面倒なときは、ペットボトルの水に粉末を入れて飲みます。

最近は粉末が残り少なくなったので、
ティーバッグごとペットボトルの口に押し込んで、冷蔵庫で冷やし、水出しにしました。
(お茶を出し切った後、ティーバッグは取り出しています。)

気軽にお茶が飲めるおしゃれなお店も増えているので、誰かに淹れてもらうのもいいですね。


■お茶のこれから

世の中が落ち着いたら、茶畑に行きたい。
お茶ができるまでの過程を、自分の目で見て体験してみたい。

そんなことを考えながら、今日もお茶を飲むのでした。

#お茶 #日本茶 #映画 #ごちそう茶事 #静岡  

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