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【詩】すてきな朝に

もしも今日あなたを街で見かけたとしても
私は声をかけられる自信がないから

朝の七時に眠い眼を擦って
バターが溶ける様子を見ていたよ

残高不足の心に
一滴の優しさと涙を落とすみたいな

そんな静かな朝でも
窓を開け放って
朝の空に叫びたい気分だった