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【詩】心の君

ふわりと浮かんで
空まで飛べたらいいのにと
子どもみたいな夢を口にする

忘れてしまった魔法の言葉を
君への手紙に書き留めて
あなたに夢を見ていてほしい

足の踏み場もないほどに
遊び散らかした部屋を歩くみたいに
きらきら光る星たちの宇宙を進んで

おもちゃ箱をひっくり返した
心の中に眠ってる君を
起こしに行くよ