パブロン飲んだ後のあまーい麦茶

子供の頃、風邪をひいた時に飲んでいたのは大体、粉のパブロンだった。
天井を向いて、あの真っ黄色いにっがい粉を口に カ!!!!!と入れて、にげ〜〜と思いながら麦茶で流し込む、これが我が家の風邪のときの決まりだった。

大人になって滅多に風邪をひかなくなったが、無性にパブロンが飲みたくなることがある。パブロンのあの苦い味が好きというよりも、その後の麦茶がやっったらあまーく感じる感覚をやりて〜〜となる。かと言って砂糖を溶かしたようなあまーい麦茶を飲みたい訳では無いのでパブロン必須なのだが、健康体なのでここ2年くらいは風邪薬を飲んでいない気がする。

味の落差を楽しむのでいえば、ビールとつまみ、コーヒーと甘いものも好きだけど、それでは完全にパブロン麦茶欲を満たすことが出来ないので、やっぱりいつもと同じはずの麦茶が甘くなるのが良いんだと思う。
具体的にいうと、口のなかに粉パブロンを入れて、舌の上にしばらく置き、じわーーっと舌の奥の方から苦味が広がるのを待つ。たらーと汗をかくみたいに唾液が溜まってくるので、ゲージが光った瞬間にここだ!!!と冷えた麦茶をスーーと入れると、パブロンのさらさらを洗い流した後、口いっぱいにぐーんとあがった麦茶の甘みが広がり、やった〜〜!!!!となるのがよい。

以前夫に風邪かも、うつしたらごめんと言われ、パブロン麦茶を思い出しながらソワ…としていたが、頑丈健康体のため、一緒に居たのに何もなかった。パブ麦チャンス待ち。

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