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大鶴肥満を王にしたい
少し前のこと
まーごめ180キロを観に行ってきました、京都まで!
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ママタルト・大鶴肥満の代名詞とも言える「まーごめ」は一体どこから生まれ、どこに行くのか?このドキュメンタリーのテーマは「ママタルト」でもなく「大鶴肥満」でもなく、「まーごめ」そのものについてなのだ。
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大鶴肥満のルーツを探るため、これまで通ってきた小学校から大学、その通学路、お惣菜屋さんを営んでいた実家を辿る。数年ぶりに訪れた実家での両親とのやりとりがかなり心に残るものだった。大鶴肥満が受けてきたイジメや、青春を過ごしてきた場所、一年にわたる大恋愛の顛末、明大前のマック(最重要)、一度も登ったことのない階段、ひわちゃんとの出会い、きゅうりとアイス、サカゼンなど全てが大鶴肥満のひとつひとつのパーツになっているという、非常に説得力があり目が離せない120分だった。
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大鶴肥満という人間味溢れるテーマももちろん味わい深いが、「まーごめ」を囲む人々との関係性もかなり良かった。西新宿ナルゲキでインタビューを受けるまーごめ達のまーごめへの向き合い方には頭が上がらなかった。
What is MAGOME?という問いかけから始まるこの映画、当の本人である大鶴肥満はこのようにまーごめを定義している。
【まーごめ】
— ママタルト 大鶴肥満 (@ohtsuruhiman) December 5, 2020
①私が大鶴義丹さんに似ていて太っているから「大鶴肥満」と名乗っている。
② 大鶴義丹さんは不倫謝罪会見でマルシアさんに「まーちゃんごめんね」と言った。
③私は「まーちゃんごめんね」を略して「まーごめ」と言っている。
④「まーごめ」は全ての言葉の代用としても使われている。 https://t.co/yKObEZKv9t
もはやこんな説明すらも野暮である。まーごめは全ての言葉の代用として使われるため、いつか辞書は「まーごめ」と書かれた一枚のペラになるとも言われている。
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新風館
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ひわちゃんの「大鶴肥満を王にしたい」というワードがとても刺さった。大鶴肥満は自身の芸人としての活動を「復讐」としている。私はその復讐を最後まで見届けたい。
まだまだ各地での公開を予定しているとのこと、円盤化しないそうなので気になるまーごめは、是非映画館でまーごめして欲しい。私ももう一回観たいな〜。
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